出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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再基礎固め

こんばんは。今日は爽やかな秋空の広がる
穏やかな一日でした。

長いことこの「出湯温泉物語」の更新を
しておりませんでしたことお詫び申し上げます。
久しぶりの更新、どうぞお許しくださいませ。

実は、9月初めより暫くの間、当館建物の土台部分の
補強工事を行っておりました。何せ築80年を超えた
建物ですので、常にどこかに手をかけながら今日まで
きているのですが、今回は1階部分の土台から
見直しましょうということになり、床を剥ぎ、結構本格的に
基礎部分を見直しました。
お越しくださいましたお客様には大変ご迷惑をおかけい
たしまして本当にすみませんでした。

時間が経過していますので、やはり中には結構傷んだ
場所もありました。しかしながら、骨格となる重要な部分は
すごく立派なクサマキが使われていて、80年を経過した
様子など、あまり感じさせないほどのしっかりぶり。

材料を吟じてくれた曾祖父に感謝です。その建物を
必死の思いで守り抜いてくれた祖父にも感謝です。
思い切ってこの工事に踏み切ってくれた父始め
家族のみんなもありがとう。スタッフの皆も力をいっぱい
貸してくれてどうもありがとうございます。そして、
こんなおじいちゃん(おばあちゃん)の建物を労わるように
補強してくれた大工さんたちもどうもありがとうございます。

たくさんの方々に支えられ、御蔭様で無事に基礎が再び
しっかりとしました。

これからも、大切に大切に、この古い木造の建物を守ろうと
思います。

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もうじきへの準備

こんばんは。今日は一日強風に見舞われた出湯温泉でした。

そんな強い風の中、今日は毎年恒例のゴミ拾いの日。
出湯温泉の後ろにそびえ立つ五頭山(ごずさん)の山開きが
5月3日なのですが、それに合わせて毎年この時期に地元の
観光協会と市役所の商工観光課と林野庁の皆さんで一斉に
ゴミや空き缶を拾っています。

始まりの一コマ




林野庁の方々



今年私が目にした一番大きなゴミはベッドのマットレス。
駐車場の隅に捨ててありました。ゴミや空き缶を拾いながら、
「ゴミを捨てる人はきっと、ものの数秒で、そのゴミを捨てたこと
自体記憶からなくなのかなぁ・・・」とか、「確か一年前にも
こんな悲しい気持ちになっていたよなぁ…」とか、そんなことを
考えていました。

それでも年々少しずつかもしれませんが、ゴミの量が減って
きている気がします。これはすごく嬉しいことです。

来年はもっと少ないゴミの量であってほしいです。
そしていつかこのゴミ拾いの日自体が必要ではないというように
なればいいなぁと夢見ています。(難しいかもしれないけど、
不可能ではないと思います・・・)

今年も大勢の方に、清々しく五頭登山を愉しんでいただけますように。

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すみません

こんばんは。
ご無沙汰していてすみません。

ブログを更新していない間も、出湯温泉には春の便りは日ごとに
届いています。桜も只今見頃を迎えています。

今年は例年に比べ桜の開花がゆっくりでした。恐らく1週間ほど
遅いのではないかと思います。

なかなか春らしい陽気には恵まれませんが、それでも今日は
とても過ごしやすい気温の一日でした。

大きめのマグカップにミルクティーをたっぷり注ぎ、外に出て、
日差しを浴び、そして桜を眺めながらそのお茶をいただきました。

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嬉しいお手紙

こんばんは。今日の出湯温泉は気温の低い、
暗い雲に覆われた一日でした。

今日はとても嬉しいお手紙を頂戴しました。
私の学生時代の同級のお友達からです。

こんなに可愛らしい、季節にピッタリの桜模様のお手紙です。
Kちゃん、どうもありがとう。



先週当館にいらしてくれたのです。卒業以来ずっとご無沙汰だった
のですが、気分は瞬時に10年ほど前の当時へと。
Kちゃんはすっかり大人の女性という感じでとても素敵でした。

とても心温まるお便りでした。元気を補充してくれて
どうもありがとう。


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桃の節句

こんばんは。今日は女性の晴れの日、お雛祭り。
小雨交じりの肌寒い一日でしたが、朝から気分はウキウキでした。

母はちらし寿司を作ってくれ、祖母はお雛様に桜餅をお供えし、
3番目の妹も加わり女性陣で楽しみました。いくつになってもお雛様は
いいものですね。

幼いころは姉妹4人揃って過ごしたお雛祭りも、大きくなり、
それぞれが別の人生を歩み、なかなか全員一度に揃うことが難しくなって
きましたが、祖父が私たち姉妹のために誂えてくれたお雛様を眺めながら
幼いころの雛まつりを思い出していました。

また来年までしばらく会えませんが、一年に一度だけなのが
いいんですよね。

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早くも

こんばんは。今日は冬将軍が活気づいた一日でしたね。
ここ出湯温泉は午前中は穏やかなお天気でしたが、午後に
なり一変して雪模様へと戻ってしまいました。

今日から早くも2月ですね。もう一年の12分の1が終わって
しまいました。暦の上ではあと3日で立春。時間がたつのは
ほんと早いです。この前小正月の飾りで、団子の木に団子を
ぶら下げたばかりなのになぁ。(この辺ではミズキの木のことを
団子の木と呼んでいます。)

そうそう、2月と言えば梅の時期ですね。ここ越後には「梅」
の名のつくおいしい地酒があります。「越の寒梅」に「雪中梅」。
きっとご存知の方も多いと思います。新潟での梅の時期は
まだまだ真っ白な世界で、それにちなんでなのでしょうか、
こんな風流な名前。きれいですね。

もうちょっと冬らしさを楽しんだら、早くも春が訪れるんですね。

とはいえ、今日は関東地方中心に大荒れの模様。そちらにお住まい
の皆様、くれぐれもお気をつけて、お過ごしくださいませ。


 

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無事

こんばんは。出湯温泉は昨夜から雪模様。
朝窓の外を見ると結構積もっていてびっくりでした。
今年は雪のない穏やかなお正月かなぁと思っていた
のですが、やはり、いつものように雪です。

あとわずかで今年も終わり。
今日は割と早くに仕事も一段落です。
もうじき前のお寺さまから除夜の鐘の音が聞こえてくるはず。

我が家の夕食は、普段は仕事の合間に食べることが
多いのですが、今日はスタッフと家族とともに
普段よりゆっくりと食べよう!ということで、仕事が
片付いてからいただきました。鍋をみんなで囲み、
ワイワイガヤガヤと。

食後に熱いほうじ茶を飲みながら、今年一年を
ぼんやりと振り返っていました。今年も長いようで
短い一年でした。年を重ねるごとに、時間のスピードが
加速しているようです。幼かった頃は、1年って、もっと
長かった気がします。

こんなことを考えると、時間は無限のようでいて、
実は限りなく短い有限なんだなぁと。何気なく過ごしている
毎日ですが、その何気なさが、実はすごく尊い時間の
積み重ね。何事もなく、平穏に過ごすことができることに
感謝です。

今年も多くの方々との出会いがありました。
遠い中、数ある温泉から当館をお選びくださり、お越し
くださった皆様、本当にありがとうございました。
出湯温泉はいかがでしたでしょうか。清廣館では
楽しいお時間を過ごしていただけたでしょうか。

私のつたないブログをお読みくださっている皆様、
自由気ままに綴っている、よちよち歩きのブログですが、
お付き合いくださり、どうもありがとうございました。

スタッフの皆さん、家族のみんな、一年間お疲れ様でした。
あなたたちがいてくれたからこそ、こうして私も元気に過ごす
ことができます。どうもありがとう。

今年も御蔭さまで無事に締めくくることができそうです。

大晦日にめいっぱいの感謝の気持ちを込めて。

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70年来の

こんにちは。
今日は小雨が降り続けています。雨の割にはそんなに
寒い感じがしません。

先ほど、ご常連さんが、美味しそうな梨を持って遊びに
来てくださいました。小さいころからおばあさまに連れられ、
当館へお越しくださいください始めて70年は経っているんだ
そうです。当時はまだ着物をお召になる習慣が主流だった
ようで、絣の着物姿でお越しになっていたようです。
70年前って、結構昔ですよね。すごいなぁ。
私の祖母が祖父のもとへ嫁ぐよりも前からです。

いらっしゃるといつも、私たちの知らない時代の清廣館のことや
出湯温泉の様子のお話をしてくださいます。今日は、ご自身が
ギターをお弾きになるのですが、若かれし頃、当館にお泊りの際
ギターをお持ちになられ、夕方になると旅館の外に行き、ギターを
弾かれていたいた思い出話をしてくださいました。
楽しいお話を聞いていると、時間が経つのをついつい忘れて
しまいます。

長い長いおつきあい、本当にありがたいことです。

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読書の秋

こんばんは。今日は小雨でのスタートとなりましたが、
日中は穏やかな日差しが差し込んできていました。

読みかけだった本があったのを思い出し、また読み始めました。
今夜はカモミールティーを飲みながら、久しぶりにゆっくりと過ごしたいと
思います。

出湯温泉には、のんびりとした静かな時間が流れています。
お気に入りの本を片手に秋の夜長をお楽しみになりませんか。

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つながり

おはようございます。
今日は、快晴でのスタートとなりました。お天気が
いいとそれだけでうれしい気分になりますね。

昨晩、出湯温泉では納涼盆踊り大会が開催されました。



盆踊りは元々仏教行事だったようですね。平安時代に、空也上人により
編み出された念仏踊りが、孟蘭盆の行事と結びついて、ご先祖様を迎え
供養する為の行事となったとされているそうです。

出湯温泉地区の若い衆が中心となり、普段は駐車場のスペースが
盆踊り会場へと早替わり。中央にはやぐらが組まれ、地元の民謡「笹神甚句」に
あわせ、出湯の子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、ニコニコと楽しそうに
踊っていました。

今は規模がだいぶ可愛らしいサイズになり、地元の方たちのイベント
となっていますが、私が小学生だった頃(今からふた昔くらい前ですが・・・)は
夜店が立ち並び、今よりもずっと賑やかで大きな夏祭りでした。お小遣いで貰った
500円玉をどうやって使おうかワクワクしながら考えていた思い出が蘇ります。

くしくも、昨日は終戦記念日。私の祖父は生前、よく戦争に行ったときの
お話を私達4姉妹にしてくれました。出征で中国に行ったときのことです。
砂漠地帯で何も身を守る物が見当たらず、でも激しい銃撃戦が繰り広げられ
ていて、もうダメかと思ったけど、ワラをもすがる思いで、目の前にたまたまあった
小石を、うずくまった自分の頭の上へ置いたそうです。そしたら、相手方の
鉄砲の弾がその小石によって跳ね返り、祖父は運良く命拾いをしました。

祖父が戦争で命を落とさず、生きていてくれたからこそ、東京から疎開していた
祖母と巡り会え、父が誕生し、その父も母と出会って、私達4姉妹がこの世に
生まれることが出来ました。そして今、私はこうして代々300年くらい続く旅館の
仕事に携われています。

いろんな偶然が積み重なってつながりが出来、今のこの生活があるんだなぁ
と思います。ありがたいことです。

綿菓子の甘い香りが鼻をくすぐる盆踊り会場で、楽しそうに踊る人たちを
見ながら、ぼんやりとこんなことを考えていました。

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