出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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手前塩ですが

こんばんは。

出湯温泉も、寒波に襲われて、寒い一日でした。
清廣館では、少し早い消雪パイプの登場になりました。

今年の冬は、駆け足でやってきているので、居なくなるのも駆け足だといいですね。

 

この時期、お隣の村上では、鮭の塩引きが、真っ盛りです。

実は、清廣館でも、鮭を吊るしています。

低温多湿に、浜風、じっくり発酵、熟成がが村上の塩引き鮭の美味しさの秘密です。

清廣館でも、低温多湿、海風ならぬ山風、じっくり発酵、熟成しております。

隠し味で、女将の「美味しくなぁれ」の気持ちが入っております。

 

手前塩ですが、ちょっぴり塩が効いた、清廣館鮭も、癖になります。

 

地元の逸品 | comments(0) | trackbacks(0)

手前味噌ですが

こんにちは。

今年、三度目の積雪に、見舞われた出湯温泉です。

冬が、少し早めのご挨拶に来ているのでしょうか。

 

瓢湖にいない白鳥を、この前、見掛けしました。

お食事中のところを、近寄ってしまったため、皆さん警戒して首を長くしています。

 

 

もう少し、もう少しと、近づきすぎて、この後、皆さん一斉に飛んで行ってしまいました。

 

 

手前味噌ですが、白鳥と夕日と田んぼ、これもまた、今の時期だけの愉しみだと思います。

清廣館は、逃げずに、皆様のお越しを首を長くしてお待ち致しております。

 

 

 

 

 

 

四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)

手前味噌ですが

おはようございます。

出湯も、寒波に襲われて、体の芯から、寒い朝を迎えております。

まだ、寒さに慣れていない体ですと、どうしても寒さに負けてしまいます。

寒さの前に、布団に負けて、なかなか起きられないのですが・・・

 

普段は、年明けから積もる雪が、十一月に積もってしまいました。

お泊りのゲストも、びっくりの天候です。

景色がサッと変わってしまう初雪は、美しく心を奪われてしまいます。

 

手前味噌ですが、少し早い、清廣館の雪景色もいいものと思っております。

 

 

四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)

手前味噌ですが

こんばんは。今日の出湯温泉は、空が大泣きする一日でした。

雨がシトシト降り、底冷えするのを感じると、冬の訪れを感じます。

燗酒が、お好きな方は、嬉しい季節がやってまいりましたね。

 

瓢湖に白鳥が、帰ってきました。

私のブログは、帰ってくるのに一年以上になってしまいましたが、白鳥はちゃんと、帰ってきます。

実は、瓢湖の白鳥は十一月が一番多く渡ってきます。

今、現在、六千羽程、渡ってきています。

もう少し、寒くなってくると、第一陣は、更に南下して行ってしまいます。

ただ、白鳥の数は徐々に少なくなってきてしまいますが、三月中旬までは、ご覧になれます。

 

ここまで読んでいただいた皆さんは、六千羽の白鳥がプカプカと湖に浮かんでいる姿を想像しますでしょうか。

それでしたら、夜の瓢湖に行くことをお勧めします。

昼の瓢湖は、沢山の鴨がプカプカ浮く湖になってしまいます。

(鳥好きの方には、珍しい鴨を探す愉しみもありますが・・・)

ほとんどの白鳥は、朝に飛び立ち、田んぼに餌を啄みに行き、夕方、湖に戻ってきます。

朝日を背に、家族ごとに飛び立つさまは、何度見ても感動してしまいます。

五頭温泉郷では、早朝に白鳥見学無料バスを、十一月、十二月と運行しております。

眠い目を擦り、温かい服装をしていただき、自然の雄大さにふれ、お風呂に入り、朝ご飯を食べる。

 

手前味噌ですが、今の時期だけ味わえる愉しみです。

 

 

 

 

 

 

四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)

手前味噌ですが

こんばんは。今日の出湯温泉は、お日様が大笑いの
一日でした。暑さは真夏でしたが、日が傾くと、
からりとした、とても過ごしやすい気候です。
ビールがお好きな人は、一段とおいしく感じる
夕暮れ時かもしれませんね。

このあたりの蛍も、どうやら活動開始したようです。
他の動植物に倣い例年より早めのお出ましですね。

さて、今週は毎年恒例の味噌づくりウィークでした。
当館では、毎年祖母のお友達に入れてもらい、お味噌を
手づくりしています。もう何年になるのでしょうか、
私が宿に戻って来てから、祖母について毎年お世話に
なっています。
今年は、皆さんのご予定の都合により、いつもの会場から
他の会場へと場所が変わりました。私にとってははじめて
お邪魔する会場でしたが、いつもの所よりもこじんまり
していて、揃っている道具や備品も心くすぐられる木製の
もので、こちらはこちらで心地よい環境でした。

では、物覚えの悪い私でも、拙い記憶をよみがえら
せながら、今年もスタートです。

まずは、糀をおこします。予めといでおいたお米を
持ち寄り、水気を切った後、固めに蒸してゆきます。



こちらではセイロを使って、昔ながらの作り方。
心弾みます。





蒸しあがったら、台の上にお米を広げ、糀菌を
全体にふりかけ、お米全体に菌が行き届くよう、
まんべんなく混ぜ合わせます。ここでのポイントは、
お米の温度を下げないこと。温度が下がると
お花が綺麗に咲きません。

こののち、お米を木のヘギに入れ、こちらの
糀マシーン(正確な名前はすみません、忘れました…)
にそれらヘギを並べ一晩一定温度を保ち、糀を
おこします。



第2日目。この日は糀をいったん取り出し、
ひっくり返して、再び糀マシーンへ戻す作業と、
大豆をとぎ、そののちお水の中で浸す作業です。
新潟県産の粒ぞろいちゃん。見るからに
おいしそ〜。



そして、いよいよ最終日の第3日目。
昨日お水に浸しておいた大豆を炊いていきます。



炊いた大豆はそののち、このミンチマシーン
(またまた正確な名前が分からないので、
私が命名しました。お肉をミンチにするみたいな
機械です…)の中にいれ、ペースト状にします。

写真を取り損ねましたが、この時皆さんと
炊きあがったお豆を味見。驚くくらいあま〜い
お味でした。



こちらが、マシーン通過後の大豆です。



糀も無事、綺麗に出来上がっていました。お米のお花と書いて
「糀」。日本語は本当に綺麗ですよね。改めて、日本人の
センスにほれぼれです。
あぁ、それにしてもこの糀の香りってなんであんなに良い香り
なのでしょうかね。



作業もいよいよ佳境です。
この大豆のペーストと糀にお塩とお水を混ぜていきます。



こちらの、(名づけて)撹拌マシーンの登場です。



絶妙な固さでお味噌を仕上げ、各々の桶へと振り分け、
蓋をしてさぁ完成。

後は3年後、おいしくなるのを待つのみです。
時々お味噌の入れ替え(天地替えなる作業)を行いながら、
時間がゆっくりとおいしさを育んでくれます。

当館のお味噌、手前味噌ですが、愛情たっぷりで
おいしいですよ。

 
清廣館 | comments(0) | trackbacks(0)

アロマ効果抜群の

こんばんは。
ふと気が緩むと、この調子ですね。すみません。
また更新滞りました。

2-3日気温低めの日が続きましたが、今日はその
反動もあってか、日中は暑いくらいの陽気に恵まれた
出湯温泉でした。

さて、本日4日は菖蒲湯の日です。1カ月遅れの端午の
節句の宵節句にお風呂に菖蒲を浮かべ、また軒先に
菖蒲を飾り邪気を払います。現代の暦に合わせると、
確かにこの辺では1ヶ月前では、おそらく菖蒲が
いいころ合いにまで成長していないってのも
有るかもしれませんね。(お盆のお墓参りも、
そういえば、都会と違い、このあたりでは1カ月
遅れの8月13日です。)

お昼休みに祖母と近くの水辺へ赴き、菖蒲をちょっぴり
頂いてきました。鋏を入れると、切り口から良い香りが
漂います。

宿に戻り、頂いてきた菖蒲を綺麗に洗い、一緒に
摘んできたヨモギも束ねて、いざ、軒下と、湯船へ。





温泉の熱によって、爽やかな香りがお風呂場一杯に
漂っています。アロマオイルをキャンドルであたためて
いるような効果なのかもしれませんね。

日本古来の、ハーバルバス。しかも、温泉。
手前みそですが、やっぱり贅沢です。アロマ効果
抜群ですしね。

今宵は、年に一度の特別なお風呂。存分にお愉しみ
いただけたら幸いです。
出湯温泉歳時記 | comments(0) | trackbacks(0)

我らがお父さんのめでたき一日

こんばんは。今日の出湯温泉は、とても心地よい
お天気に恵まれた一日でした。

今週16日の月曜日、東京へと出向きました。
私ども日本秘湯を守る会の名誉会長であり、
私たちの人生の師であり、私たち秘湯ファミリー
の父でもある佐藤好億さんが今年度の日本旅の
ペンクラブ大賞を、個人としては初めて授賞なさった
記念の講演会とパーティーだったのです。

名誉会長は、日本の旅文化・温泉文化の発展に惜しみなく
全力を注いでくださり、自然との共生を根源とする私たち
日本秘湯を守る宿のメンバーを全力で守ってくださって
います。もちろん血は繋がっていませんが、我らが父として
私たちに無償の愛を注いでくださっています。

記念に御講演くださったお話の内容は、ずしんと
心に響きました。自然なくして温泉無しです。なぜブナの
原生林を守る必要があるのか、なぜ無秩序な地熱発電の
開発が危険なのか、今まで機会あるたびにお話しくださる
内容もありましたが、今回初めてお聞きするお話も多々あり、
また、これらの内容をきちんと第三者の方たちにもお話しして
くださる強さと情熱をひしひしと感じました。

名誉会長の栄えあるめでたきお時間を、秘湯の会の皆さんと
一緒に過ごさせていただけ、胸いっぱいのひと時でした。

名誉会長、この度は本当におめでとうございました。
これからも、ずっと続く日本の温泉文化を守るため、ぶれずに
ついていきます。
日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)

軽燕風受斜

こんばんは。今日の出湯温泉は、爽やかな風薫る一日
でした。柔らかな緑の中、何度も意味なく玄関の
外に出ては、おいしい空気をたくさん吸いました。

私は可能な限り、バスでお見えのお客様のお見送りを
出湯温泉のバス停でさせていただいているのですが、
毎年この季節のお見送りは特別な楽しみがあるのです。

携帯カメラなので、いまいちわからないかも
しれませんが…



こちらは5月1日の様子です。例年になくとても早い
お越しです。毎年決まって、バス停のこの電気の上に
巣を組みます。

巣に気が付いたこの日は、既に完成寸前。
植物もそうですが、小雪の影響か、例年より1週間
から10日くらい自然界の動きが前倒しになっている
ように思います。こちらのツバメも然り。

こちら、5月5日の様子です ↓
少しずつおっきなおうちに仕上がって来ています。
一体定員何羽なのかしら。



この間も何度となくバス停には出向きましたが、
携帯を不携帯だったり、慌ただしく宿に戻ってきたりで
残念ながら写真がありません…

そして、飛びますが、こちら本日の様子です ↓


いました、いました! 頭がひょっこり出ているのご覧
いただけますでしょうか。相変わらず不鮮明な画像は
あしからず…

燕の写真を撮りたくて、でもなかなかタイミング合わず、
ちょっとバス停の椅子に腰かけて、この時期にいつも
お茶の先生がお稽古場にしつらえてくださる短冊
「軽燕受風斜」を思い浮かべながら、忙しく飛び回る
この巣の主の帰りを待つことにしました。(この禅語、
気になる方は、ぜひお調べくださいね。)

時々戻ってくるこの主、確かに身軽で、ヒューンと巣に
戻って来たかと思うと、即座にヒューンとまた外へ出かけ
ていきます。

こちらの燕のおうちの下には心優しいお掃除の方が
毎日新聞を取り換えてくださいます。ありがたいです。



燕の動きがおもしろく、思わず長居するところでしたが、
はっと我に返り、そそくさと宿に戻りました。

 
四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)

お薬師様の日

おはようございます。ちょっぴり、お久しぶりに

なってしまいました。

今日の出湯温泉、3日以来の気持ち良い晴天に

恵まれています。昨日の雨で潤った新緑が、

今日は一層キラキラして眩しいです。

ゴールデンウィークの最終日がお出かけ日和に

なり何よりですね。



はてさて、毎年5月8日と言えば、こちら出湯温泉は

お薬師様の日です。古い温泉場には必ずと言っても

過言ではないほど、お薬師様(薬師如来)が御祀りされて

いるそうです。こちら出湯温泉にも、境内の一角の

高台にいらっしゃいます。温泉を守り、また訪れる

方々を守ってくださるお薬師様です。



ゴールデンウィークにもかかわらず、本人の誕生日

だというのにもかかわらず、昨日母は隙間時間を

作り、ヨモギを摘みに近くまで出かけて行きました。



見るからに柔らかなヨモギです。

爽やかな香りが台所に広がります。







いつもと変わらない、甘さ控えめのホームメイド

あんこ。茹でた小豆を皮ごとフードプロセッサーに

かけてあんこにするので、栄養満点ですし、

より一層深いお味に仕上がります。







ヨモギはさっと湯がき、細かく刻んで。

何とも鮮やかな皐月色です。







そして、本番の今朝を迎えました。

母の日にも関わらず、いつもよりさらに早起きして

お客様の朝ごはんを仕上げ、草もち作りに取り掛かります。

私から申し上げるのもなんですが、ホント手作り大好きな、

凄い母です。





このつきたての、モチッモチのお餅にたっぷりあんこを

まぶして、出来上がり。ほっぺた落っこちそうに

なるとは、このこと。



お薬師様にまずはお供えし、日頃の感謝をお伝えします。

お泊りのゲストとお隣さんにもお裾わけです。







お誕生日も、母の日も、ゴールデンウィークの

忙しさに甘んじてまだ母には改めて伝え切れては

いませんが、



お母さん、お誕生日おめでとう。

そして、いつもありがとう。



とこの場で伝えさせていただこうと思います。



もちろん、私たちのお薬師さまにも、目いっぱいの

ありがとうを捧げます。
出湯温泉歳時記 | comments(0) | trackbacks(0)

八重桜フィールズ

こんばんは。今日の出湯温泉は、ちょっぴり肌寒い、明るめグレーの曇り空が広がる一日でした。
毎年の恒例行事となりました、瓢湖での早朝朝活、八重桜のお花摘みに今朝出かけて来ました。朝の苦手な私ですが、ここ最近は私らしからぬ現象が起きていまして、割とパッと布団から抜け出すことに成功しています。

雲の中から、淡いお日様の光が徐々に高くなってくるのを背中に感じながら、車を瓢湖まで進めます。



いつもと変わらない、このボンボンピンク。



ホントに愛らしいです。張り切ってカメラも携えていったのですが、まさかの電池入れ忘れで、写真撮れませんでした。ごめんなさい。

まだ誰もいない八重桜フィールドで、ふと湧いてきた、ビートルズのストロベリーフィールズを口ずさみながらのお花摘みでした。(お花摘みは、許可を頂戴しています。)



なんとも贅沢な朝時間でした。

そのうちに、朝のウォーキングやお散歩をする方々もお見かけし始め、毎年お会いする、笑顔の素敵な奥様に今年もお会いでき、少しだけ歓談。

私も目覚まし時計なんか無くても、日の出前にすくっと起き上がり、この方たちのように、健康的な1日の始まりが、日課になったら、どんなにか喜ばしいのだろうと思いながら、帰路に着きました。



帰ってきてから、桜のお花を一花ずつ丁寧に水洗いして、早速漬け込みました。

次の工程が今から楽しみです。
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