出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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春の息吹

こんばんは。
物凄く、お久しぶりです。「あれ?更新されてる」と
驚きの皆さま、どうしようもないこのブログを見捨てずに
くださりありがとうございます。
どうしても、フェイスブックやインスタグラムを使い
始めてしまうと、ついつい楽な方へと逃げてしまい、
ブログはホントご無沙汰していました。
すみませんです。

新年度ですし、春ですしね。
またブログをぼちぼちと綴りたいなぁと思いまして…

さて、今日は出湯温泉とお隣の畑江集落を結ぶ遊歩道
「電気山道」の春のお掃除デーでした。地元のボランティア
さんと一緒に、落ち葉をかき集め遊歩道脇に移動したり、
枝を落としたりと2時間ほど作業してきました。皆さま、
今日はお世話になりありがとうございました。
お疲れさまでした。

思い起こせば10年ほど前でしょうか、お散歩には程良い
距離であろうこの道が、地元の人によって手入れされ、
こんな素敵な遊歩道として日の目を浴びるとは想像も
していませんでした。大勢の力って測り知れない底力が
あるなぁと感慨深いひとときとなりました。

作業中、黒文字の木がぽつぽつとみられ、それはそれは、
とても柔らかそうな若葉色の新芽をつけ、中にはお花が
咲いている木々も。



「かわいいなぁ」とそのお花に見とれていた私の横で
ちょうど作業していた方が、「昔は黒文字の枝を切って
漬物の楊枝にしたり、竹を割ってくしを作り、川で魚を
捕まえて、焼いてたりしてたんさ〜」と楽しそうに教えて
くれました。あぁ、なんて贅沢な生活なのでしょう。
若かったころは、「何にもない田舎だなぁ」と思うくらいで、
こんな感覚はありませんでした。年を重ねた今は、「なんて
豊かな土地に暮らさせていただけているのだなぁ」と感心する事
ばかりです。

なんと、遊歩道わきの山桜がもう咲いていました。
咲きはじめと言うよりは、満開なので、実は山の中の方に
一足早く春が訪れていたのでしょうね。
(どうやらこのあたりも、暖かい場所は本日ソメイヨシノが
開花したようです。)

桜は品種によりそれぞれ趣が異なり、見ていて楽しいですね。
艶やかなソメイヨシノも好きですが、私はこの控えめな山桜の類に
もとても心惹かれます。あぁ、自然豊かな山はやはり素晴らしいです。



地元に居ながら普段はなかなかお会いする事ができない
自治会の方々や、お隣の集落の方々にもこうしてお会いでき、
他愛もない会話ができるのは幸せなことだと思いました。
普段は代謝が悪くなかなか汗をかかない私ですが、久しぶりに
すがすがしい汗をかきました。そして春の息吹を存分に満喫
させていただきました。

私たち1人1人をつないでくれる、「電気山道」。これからも
大切にしなくちゃと思います。
 
In Thoughts | comments(0) | trackbacks(0)

葉月のピンク二種

こんばんは。
お盆ウィーク、皆さまいかがお過ごしですか。
今日の出湯温泉は、昼下がりにバーァっと通り雨が
降り、割と涼しい午後になりました。見上げた空は
いつの間にか秋に近い色になっていました。

今日、ちょっとしたすきに、ふらふらっと宿の周りを
歩いて出逢ったお花二種です ↓

百日紅(サルスベリ)と、


シュウカイドウ。


葉月の空に生える、濃いピンクです。

心和むひと時でした。
 
四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)

真夏の楽園

こんにちは。今日の出湯温泉はまたまた夏らしい
お天気となっています。全国各地、暑そうですね。

さて、一昨日の早朝、ふと思い立ちまして
瓢湖へ出かけてきました。夏の渡り鳥「ヨシゴイ」や
カワセミに会えるかなぁとほのかな期待を抱きつつ、
今回のお目当ては湖面いっぱいに広がる蓮のお花。
こちらは、この時期お勧めのとっておきの場所です。
私もその蓮を愛でに行って参りました。(ほのかな期待は、
あっけなく、儚く散りましたが…)

お日様が顔を出す前の、すがすがしい空気のなんと
心地よいこと。あれは、早起きした人だけのご褒美ですね。

だんだんと朝日が昇っていきます。


朝のやわらかな空気感を、もっと上手にお伝えできればいいのですが…



ただ今見ごろを迎えていますが、つぼみもまだまだ沢山
ありますので、もう少しお愉しみいただけるかと思います。






今回、私の一番好きな一枚は、こちら ↓

水面に映る蓮の姿です。
お釈迦様も、拈華微笑のシーンのように、
穏やかに微笑んでくれないかなぁ…
そんな他愛もないことを思いながら、
早朝ですが、すでにこの風景に酔いしれながら、
暫し蓮の花の観賞会です。瓢湖は、まさに真夏の
楽園です。

美味しい空気をいっぱい吸い、綺麗な景色を
眺め、とても贅沢な一日の始まりとなりました。
越後路 | comments(0) | trackbacks(0)

梅仕事

こんにちは。
今日の出湯温泉は、ここ数日の真夏日からは一転、
薄曇りの梅雨空が広がっています。

そのお日様が大笑いの4日間で、今年も恒例の
梅干しを干しました。

こちら、第一日目の様子です。
















お日様が燦々と照っていますので、梅をひっくり返す作業で
こちらの方も干されてしまいますが、甘酸っぱい梅の香りに
包まれると何とも言えない幸せ気分に浸れます。

毎年恒例の、味見大会も決行しました。目を盗んでは、
半生の梅干しを口に頬張りました。甕の中に漬けこまれる前の、
しかも数粒の贅沢といいましたら…。

さて、そしてこちらが本日4日目の朝の様子です。
玄館に一同に会した赤い梅の実。


お日様の力は偉大です。

「おいしくなぁれ」の呪文をかけながら、今日はこれから
梅干しを漬けこみます。お目にかかるのは3年後。
時間が育む、滋味豊かな当館の梅干しは、皆さまの朝食に
並びますよ。
清廣館 | comments(0) | trackbacks(0)

お久しぶりです

 お久しぶりです。
またブログをほったらかしにしてしまいました。
すみません…

言い訳ですが、携帯電話をスマートフォンに変更
してからというもの、ついつい手軽さが勝ってしまい、
カメラで写真を撮ったり、ブログを書いたりする習慣が
遠のいてしまっていました…
いつも楽しみにご覧くださっている皆様、長い間
すみませんでした。

五頭山がほほ笑んでいたのは、もうだいぶ前のこと、
今となっては、「山滴る」候となりました。
柔らかな新緑は、濃い深緑となりました。
先日久しぶりにカメラを片手にお花の写真を撮りました。

 

 
やはり、カメラの写真は綺麗です。
へたっぴですが、またボチボチと宿の周り、五頭の景色、
阿賀野の風景を撮りますね。どうぞお付き合いのほど
宜しくお願いします。
 
先程、少し心穏やかでなくなることがあり、心がちょっぴり
沈んでいましたが、静まりかえった真夜中に、久しぶりの
ブログアップをしていたら、だんだんと心落ち着いてきました。

これからも、私の生まれ育った大好きな出湯温泉の
魅力をお伝えしていくことが、私のライフワークですね。
清廣館 | comments(0) | trackbacks(0)

五頭温泉郷プレミアム旅行券

こんばんは。今日の出湯温泉は久しぶりにお日様が
顔を出してくれ、ポカポカ陽気の一日でした。
時々吹くそよ風に、桜の花びらが舞い降りて来て、
贅沢な時間でした。花びらって、なんだか贅沢な気分に
なりませんでしょうか。(私だけでしょうか…)

さて本日は、五頭温泉郷好きの皆様にとてもお得な
お知らせです ↓


その名もズバリ、「五頭温泉郷スーパープレミアム
旅行券」のご紹介です。額面一枚10,000円の旅行券が
なんと50%オフの5,000円にてお求めいただけるのです。
前代未聞の太っ腹企画です。

お一人様5枚までお求めいただけます。(25,000円で
50,000円の旅行券がお手元に。)

発売は5月1日(金)からです。五頭温泉郷旅館協同組合
(村杉温泉入口・うららの森内)へ直接お出ましいただくか、
お電話・FAXでのお申し込みとなります。数に限りが
ありますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

詳しくは
五頭温泉郷旅館協同組合
公式ホームページ www.gozu.jp
をご覧いただきますか、

TEL:0250-61-3003
までお問い合わせくださいませ。


清廣館 | comments(0) | trackbacks(0)

サクラ時間

おはようございます。今朝の出湯温泉は、薄い雲の合間から、
お日さまの優しい光が時折差し込んでくる空模様での
スタートです。

ここ数日ずいぶんと肌寒い日が続きましたね。
出湯温泉にも、御多分にもれず、例年よりぐんと早い
サクラ便りが届いたのですが、この寒さのおかげで
お手紙の封はしばし開けられないまま、ゆっくりと
時間が過ぎていましたが、一昨日の午後から
ずいぶんと春めき、昨日は久しぶりの青空が
広がりました。

花曇りとは、本当に上手に良くこの時候を表す言葉
だなぁとしみじみ感じ入っていましが、チャンス到来、
この好機を逃さぬよう、近場のサクラスポットへ出かけて
参りました。

まずは、当阿賀野市の新江の桜並木。
高速道路安田インターチェンジ入り口のすぐ近くです。
当館よりお車で15分ほどの場所で、田んぼの用水の
両岸におよそ4.5kmくらいにわたって約500本の
ソメイヨシノが咲き誇っています。







五頭へお越しの際、はたまたお帰りの際に、ひょいっと
立ち寄れるお手頃なサクラスポットです。

所変わりまして、お次はお隣新発田市にありますお寺、
宝光寺(ほうこうじ)さま。当館よりお車で30分ほどの
距離にあります。

山門の周りに佇む古木のソメイヨシノが素敵な
景色を作り出しています。





そしてこちらでは、なんと申しましても樹齢380年とされる枝垂れ桜
「城東窟(とうじょうくつ)の桜」がご覧いただけます。



江戸幕府三代将軍の徳川家光が寄進されたと
伝えられているそうです。







青空の中での淡いさくら色が、とても綺麗でした。

咲き始めも、満開も、そして散りゆく姿も、その一瞬一瞬が
どれも美しく、心を豊かにしてくれます。儚い命だからこそ、
一層心惹かれるのかもしれませんね。

今年のサクラ時間も十分楽しみたいと思います。

追伸:当館のフェイスブックに桜の写真を載せております。
拙い写真ばかりですが、毎年恒例の、にわかフォトグラファー
の作品です。お時間ありましたら是非ご覧くださいませ。
www.facebook.com/deyu.seikokan

四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)

国の文化財へ

こんばんは。今日の出湯温泉は、ちょっぴり肌寒い
一日でした。それでも時折外からは、小鳥たちの
軽やかなさえずりが奏でられ、春気分を感じます。
さて、今日から卯月、新年度の始まりです。
新たな門出をお迎えの皆様、おめでとうございます。
そんな皆様にあやかり、私も心新たにスタートを
切りたいと思います。
 
今日は大変うれしいご報告を。(実は先月末には
お知らせいただいていたのですが、折角ですので、
幸先の良い本日にぜひお知らせさせていただこうと
思い、やや遅ればせながらになってしまいまして
すみません…) 
せっかくのエープリルフールですが、機転の利かない
私からは、ほんとのお話だけで悪しからず…
 
昨年11月に、有り難いことに当館は国登録有形文化財に
答申していただいておりましたが、この度、
先月3月26日付の官報に於いて、正式に告示がなされ、
お陰様をもちまして、国の登録有形文化財となりました。



登録に際し、多くの皆様にお知恵を拝借し、お力添えを
していただきました。ここに改めまして、皆様に深く深く
感謝申し上げます。


私の曽祖父が情熱を注ぎ、87年前にこの建物を
建ててくれました。今のように重機などはもちろん
無く、当時の大工さんはじめ職人さんはさぞ難儀な
大仕事だったと思います。曽祖父は、銘木があると聞けば、
お弁当片手に宮大工の棟梁とあちこち巡ったそうだと、
今は亡き私の祖父は、お茶飲み話によく楽しげに
語ってくれていたことを今でも懐かしく思い出します。

こちら、おそらく建前の時の思い出の一枚 ↓



ちょうど一階の屋根に大工さんたちが並んでいます。
ご覧いただけますでしょうか。
真中にある松も、90年近い時を経て、今は見上げるほど
大きく成長し、それは凛々しくそびえています。
 
多くのお客様にお越しいただき、そして地域の皆様に
見守られ、お陰様でこうして今の当館がこの出湯の地に
佇ませていただいています。本当にありがたいことです。
ちょっとおじいちゃん(おばあちゃん)になってきてしまって、
ご迷惑をおかけする場面もあるかもしれませんが、訪れて
くださる皆様、そして私たち家族をいつも守ってくれている、
頼りがいあるこの建物を、末永く慈しみ、大切に
していきたいと思います。この度は素敵なご縁を
どうもありがとうございました。
清廣館 | comments(0) | trackbacks(0)

梅ヶ香

こんばんは。今日の出湯温泉は、うららかな春の日差しに
包まれていました。早くも今日は弥生晦日、明日からは
新年度が始まりますね。気持ちも新たにスタートしたい
ものです。

日ごとに春めいてきて、つくしも顔を出してきています。



さて、昨日時間が取れましたので、急に思い立ち、梅のお花の
咲き具合を見に行きました。
目的地は、越後七不思議のひとつ、当阿賀野市の
京ヶ瀬地区にあります、梅護寺(ばいごじ)さま。
当館より車で約20分くらいの距離にあります。

ちょうど咲き始めていました。



まだ1-2分咲きといったところでしょうが、今にも開きそうな
つぼみ満載で、とても美しい姿でした。








どの枝が美人さんかしら、どのお花が別嬪さんかしらと、木々の周りを
うろちょろ、うろちょろ。



今にも芳しい梅の香りが漂ってきそうでした。

お茶のお稽古に参りますと、お湯を沸かすためにお釜を掛ける炉に
お炭をついだ後、お香を炊くのですが、「梅ヶ香」という銘のお香が
ございます。お香をたいた後は、茶室に甘酸っぱい香りがほんわりと
香ります。




可愛らしいピンク色の梅を愛でながら、あの優しい香りが
漂ってきそうな、そんな昼下がりのひと時でした。

越後路 | comments(0) | trackbacks(0)

スプリング エフェメラル

 こんにちは。今日の出湯温泉は昨日に引き続き、
青空の広がる、気持ち良い春日和となっています。

早くも昨日はお彼岸の中日でしたね。当館では、いつもの
ように母が牡丹餅をこしらえてくれました。今回は私も
遅まきながら、あんこをまぶすお手伝いを少々しましたが、
手よりも味見と称し、口が動いてしまいました。

ニコニコお日さまに誘われて、庭先へ出てみますと、
次々と春の妖精たちが目を覚ましてくれていました。

パァッと明るくなる黄色のナニワズや、



今にも花開きそうなヒマラヤユキノシタ。


雪割草も、ピンクに


白に花開いています。


ショウジョウバカマは年を重ねるごとに、株がだんだんと
大きくなってきています。



キクバオウレンも可憐に咲き誇っています。


英語ではこの春の妖精をスプリング・エフェメラルというそうです。
場所が変わっても、咲いている植物が違っても、
冬が終わり春を告げる儚く、優しげで、可憐なお花を愛でる
気持ちは、きっと世界共通なのですね。

四季のうつろい | comments(0) | trackbacks(0)