出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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越後瞽女(ごぜ)うたと出湯温泉

 
                                      
                     (photo: 二瓶文和さん)

こんにちは。

今日は、越後瞽女(ごぜ)唄についてご紹介しようと思います。

ごぜ唄とは、瞽女(ごぜ)さんと呼ばれる女性たちが、唄っていた唄です。

ごぜさんとは、どんな女性たちかといいますと、視覚障害を
患った方たちです。

そんなゴゼさんたちが、かつて、まだまだ公的な福祉という
考え方が世の中に浸透していなかった時代、手引きの人に
手を引かれながら、三味線片手に村々を渡り歩き、生きる為に
唄った唄、それがゴゼ唄です。

現在のようにテレビ、ラジオやDVDなどのエンターテイメントが
発展していなかった時代、村々では、ゴゼさんがやってくると、
夕食を終えた村人たちがゴゼさんの泊まる家に集まって、
ゴゼさんの唄うゴゼ唄を聴いて楽しいひと時を過ごしていました。

日本のあちこちにいたゴゼさんたちも、時代の流れと共に、
自然と姿を消していき、ここ越後の国にだけ残ったそうです。

実は、ここ、出湯温泉と、「ごぜ文化」とはとても深い関係に
あるんです。

それは、

ごぜ唄の第一人者であり、無形文化財保持者(いわゆる
人間国宝)で、「最後のごぜ」とよばれた女性がごぜとしての
日々をすごした場所が、紛れもない、ここ出湯温泉だった
からです。

その女性の名は、小林ハルさん。上の写真の方です。

残念ながら、ハルさんは、4年前の桜の咲く頃に、
天国へと旅立たれてしまいましたが、ハルさんが残してくれた
ゴゼ唄はハルさんの愛弟子の萱森直子さんによって
今も脈々と受け継がれています。

そんなハルさんを偲び、哀悼の意味を込めて、出湯温泉では、
毎年ハルさんのご命日の頃に萱森直子さんをお招きして
「越後ゴゼ唄コンサート」を開催しているんです。

今年も、コンサート、開催します。
このごぜ唄コンサート、お蔭様で今年で3回目です。
コンサートの詳細は、次回詳しくお知らせいたします。




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