出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
<< April 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
<< 照り葉 | main | うまさぎっしり >>

秘湯の誇り

こんにちは。
ご無沙汰しております。今日の出湯温泉には冷たい時雨と
木枯らしが吹いています。晩秋のちょっとさみしい感じはしますが、
それでも、濃く色づいた木々の葉がはらはらと散る様子は
綺麗な風情です。

さて、先週、9日と10日の両日、横浜は山の下公園の真ん前に
あります「横浜ニューグランドホテル」さんへお邪魔してきました。
ヨーロッパ調の館内は落ち着いた雰囲気の素敵なホテル。
さりげなく置かれた調度品や家具がとてもおしゃれです。
(ごめんなさい、写真撮り忘れました・・・)

このたび、「国際温泉気候連合(FEMTEC)」という機関の国際温泉会議が
「日本温泉協会」の協会創立80周年を記念いたしまして、同ホテルで
開催されました。世界各国から総勢300名弱もお集まりくださり、それぞれが
ご研究なさっているテーマを発表してくださいました。さまざまな言語が飛び交い、
何ともアカデミックな雰囲気。洋の東西問わず温泉は世界各国に分布して
いますが、使い方、入り方はその国によりバラエティーに富み、世界各地の
温泉文化を垣間見れ、とても興味深い会議でした。

では、なにゆえ私がここへ?

実は、当館は「日本秘湯を守る会」という会のメンバーでして、今回はこの
秘湯を守る会のお仕事で参加させていただきました。この会議に合わせ、
ロビーのスペースをめいいっぱいお借りし、私たちメンバーの宿のパネル写真を
展示・ご紹介させていただきました。



当館のパネル(左から2列目の一番下です) ↓



この秘湯を守る会の宿は、北は北海道から南は九州まで、現在194件のメンバー
がいまして、それぞれにとても個性があります。温泉を守り、自然を守り、建物を守り、
地域文化を守っている素敵な宿ばかりです。当館もこんな素敵なお宿のお仲間に
していただき、とても光栄に思います。この会に属することは私の誇りでもあります。

秘湯の会の歴史や活動につきまして、詳しくはぜひ私たちのホームページを
ご覧ください。
http://www.hitou.or.jp/hintroduction/index.html

ちなみに、そもそも会の名前にもなっている「秘湯」という言葉は、会の創設者でも
あられる岩城先生が考案された造語なんですよ。

この会の原点には、私が観光に対する思いの原点でもある「サステイナビリティー」
の概念が深く根付いています。「サステイナビリティー」とは、日本語に直訳すると
「継続」とか「保全」などの意味だと思います。最近はLOHASという言葉を良く耳に
されるかと思いますが、このロハスの「S(ス)」はまさにSusutainableの「S」です。
エコツアリズムなども最近では多く出回っていると思いますが、実はこのエコツア
リズムは、サステイナブルツアリズムという大きな概念の中の、より具体化
された一つの旅行形態です。

私の大学時代の専攻がTourisim Managementというものでして、話し出すと
終わりそうもないので、ここでは深く触れませんが、とにかく、この会には私の
思い描く、各地域に根差した保全型観光への憧れの要素がふんだんにそろって
います。全国各地に私たちの仲間の宿屋がありますので、研修などでお邪魔する
行動範囲の広いこと。最初はこの移動距離にかなり戸惑いを覚えましたが、今では、
御蔭さまで何のことなく県外にも車や電車で向かっています。我ながら、少しは
たくましくなったかなぁと思ったりします。

折に触れお会いし、日々の生業のお話をお聞きし、また悩んでいたり、迷っていたり
するときは、親身になって聞いてくださり、よきアドバイスをくださいます。仕事だけに
とどまらず、人生のあり方そのものを学ばせていただいている、私にとって、
かけがえのない存在です。

うまく伝えられないし、何より、こんな若造の私が、「日本秘湯を守る会」とは何ぞや
なんて語れる立場では到底ないのですが、一人でも多くの方に私の誇りでもある、
大好きな「日本秘湯を守る会」をお知りおきいただけたらなぁって、切に思います。
日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://deyuonsen.jugem.jp/trackback/101
この記事に対するトラックバック