出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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軽燕風受斜

こんばんは。今日の出湯温泉は、爽やかな風薫る一日
でした。柔らかな緑の中、何度も意味なく玄関の
外に出ては、おいしい空気をたくさん吸いました。

私は可能な限り、バスでお見えのお客様のお見送りを
出湯温泉のバス停でさせていただいているのですが、
毎年この季節のお見送りは特別な楽しみがあるのです。

携帯カメラなので、いまいちわからないかも
しれませんが…



こちらは5月1日の様子です。例年になくとても早い
お越しです。毎年決まって、バス停のこの電気の上に
巣を組みます。

巣に気が付いたこの日は、既に完成寸前。
植物もそうですが、小雪の影響か、例年より1週間
から10日くらい自然界の動きが前倒しになっている
ように思います。こちらのツバメも然り。

こちら、5月5日の様子です ↓
少しずつおっきなおうちに仕上がって来ています。
一体定員何羽なのかしら。



この間も何度となくバス停には出向きましたが、
携帯を不携帯だったり、慌ただしく宿に戻ってきたりで
残念ながら写真がありません…

そして、飛びますが、こちら本日の様子です ↓


いました、いました! 頭がひょっこり出ているのご覧
いただけますでしょうか。相変わらず不鮮明な画像は
あしからず…

燕の写真を撮りたくて、でもなかなかタイミング合わず、
ちょっとバス停の椅子に腰かけて、この時期にいつも
お茶の先生がお稽古場にしつらえてくださる短冊
「軽燕受風斜」を思い浮かべながら、忙しく飛び回る
この巣の主の帰りを待つことにしました。(この禅語、
気になる方は、ぜひお調べくださいね。)

時々戻ってくるこの主、確かに身軽で、ヒューンと巣に
戻って来たかと思うと、即座にヒューンとまた外へ出かけ
ていきます。

こちらの燕のおうちの下には心優しいお掃除の方が
毎日新聞を取り換えてくださいます。ありがたいです。



燕の動きがおもしろく、思わず長居するところでしたが、
はっと我に返り、そそくさと宿に戻りました。

 
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八重桜フィールズ

こんばんは。今日の出湯温泉は、ちょっぴり肌寒い、明るめグレーの曇り空が広がる一日でした。
毎年の恒例行事となりました、瓢湖での早朝朝活、八重桜のお花摘みに今朝出かけて来ました。朝の苦手な私ですが、ここ最近は私らしからぬ現象が起きていまして、割とパッと布団から抜け出すことに成功しています。

雲の中から、淡いお日様の光が徐々に高くなってくるのを背中に感じながら、車を瓢湖まで進めます。



いつもと変わらない、このボンボンピンク。



ホントに愛らしいです。張り切ってカメラも携えていったのですが、まさかの電池入れ忘れで、写真撮れませんでした。ごめんなさい。

まだ誰もいない八重桜フィールドで、ふと湧いてきた、ビートルズのストロベリーフィールズを口ずさみながらのお花摘みでした。(お花摘みは、許可を頂戴しています。)



なんとも贅沢な朝時間でした。

そのうちに、朝のウォーキングやお散歩をする方々もお見かけし始め、毎年お会いする、笑顔の素敵な奥様に今年もお会いでき、少しだけ歓談。

私も目覚まし時計なんか無くても、日の出前にすくっと起き上がり、この方たちのように、健康的な1日の始まりが、日課になったら、どんなにか喜ばしいのだろうと思いながら、帰路に着きました。



帰ってきてから、桜のお花を一花ずつ丁寧に水洗いして、早速漬け込みました。

次の工程が今から楽しみです。
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心地のよい木


こんにちは。

九州の大地震、被害にあわれた皆様に心より
お見舞い申し上げます。
遠く離れてはいるものの、私たちのふるさと日本、
とても心配ですし、悲しいお知らせが入るにつけ心が
押しつぶされそうですし、思い当たる言葉は全て
薄っぺらではありますが、どうか一秒でも早く
穏やかな時間が訪れるようお祈りします。
心を強く持ち、1人1人に出来ること、力になれる
ことをそれぞれが進めていきましょうね。

2階で仕事をして、何気に窓の外を見たら、
可愛らしい発見がありました。

お分かりになりますでしょうか ↓



近づいてみますと、


おじいちゃん(おばあちゃん?)のもみじの木に
可憐なスミレが住んでいました。まるでお気に入りの
椅子に心地よく座っているようで、思わず
カメラに収めました。スミレにとっては心地の
良い木なのでしょうね。

おそらく毎春姿を現していたのでしょうが、今日
初めて知った姿です。毎日何気に見えてるようで、
実は知らないことが周りには沢山あるなぁと
つくづく感じました。

池の周りにも、スミレがいっぱい。



山吹や、


石楠花も


花開き始めました。

木々も日毎に芽吹いてきています。

 
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葉月のピンク二種

こんばんは。
お盆ウィーク、皆さまいかがお過ごしですか。
今日の出湯温泉は、昼下がりにバーァっと通り雨が
降り、割と涼しい午後になりました。見上げた空は
いつの間にか秋に近い色になっていました。

今日、ちょっとしたすきに、ふらふらっと宿の周りを
歩いて出逢ったお花二種です ↓

百日紅(サルスベリ)と、


シュウカイドウ。


葉月の空に生える、濃いピンクです。

心和むひと時でした。
 
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サクラ時間

おはようございます。今朝の出湯温泉は、薄い雲の合間から、
お日さまの優しい光が時折差し込んでくる空模様での
スタートです。

ここ数日ずいぶんと肌寒い日が続きましたね。
出湯温泉にも、御多分にもれず、例年よりぐんと早い
サクラ便りが届いたのですが、この寒さのおかげで
お手紙の封はしばし開けられないまま、ゆっくりと
時間が過ぎていましたが、一昨日の午後から
ずいぶんと春めき、昨日は久しぶりの青空が
広がりました。

花曇りとは、本当に上手に良くこの時候を表す言葉
だなぁとしみじみ感じ入っていましが、チャンス到来、
この好機を逃さぬよう、近場のサクラスポットへ出かけて
参りました。

まずは、当阿賀野市の新江の桜並木。
高速道路安田インターチェンジ入り口のすぐ近くです。
当館よりお車で15分ほどの場所で、田んぼの用水の
両岸におよそ4.5kmくらいにわたって約500本の
ソメイヨシノが咲き誇っています。







五頭へお越しの際、はたまたお帰りの際に、ひょいっと
立ち寄れるお手頃なサクラスポットです。

所変わりまして、お次はお隣新発田市にありますお寺、
宝光寺(ほうこうじ)さま。当館よりお車で30分ほどの
距離にあります。

山門の周りに佇む古木のソメイヨシノが素敵な
景色を作り出しています。





そしてこちらでは、なんと申しましても樹齢380年とされる枝垂れ桜
「城東窟(とうじょうくつ)の桜」がご覧いただけます。



江戸幕府三代将軍の徳川家光が寄進されたと
伝えられているそうです。







青空の中での淡いさくら色が、とても綺麗でした。

咲き始めも、満開も、そして散りゆく姿も、その一瞬一瞬が
どれも美しく、心を豊かにしてくれます。儚い命だからこそ、
一層心惹かれるのかもしれませんね。

今年のサクラ時間も十分楽しみたいと思います。

追伸:当館のフェイスブックに桜の写真を載せております。
拙い写真ばかりですが、毎年恒例の、にわかフォトグラファー
の作品です。お時間ありましたら是非ご覧くださいませ。
www.facebook.com/deyu.seikokan

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スプリング エフェメラル

 こんにちは。今日の出湯温泉は昨日に引き続き、
青空の広がる、気持ち良い春日和となっています。

早くも昨日はお彼岸の中日でしたね。当館では、いつもの
ように母が牡丹餅をこしらえてくれました。今回は私も
遅まきながら、あんこをまぶすお手伝いを少々しましたが、
手よりも味見と称し、口が動いてしまいました。

ニコニコお日さまに誘われて、庭先へ出てみますと、
次々と春の妖精たちが目を覚ましてくれていました。

パァッと明るくなる黄色のナニワズや、



今にも花開きそうなヒマラヤユキノシタ。


雪割草も、ピンクに


白に花開いています。


ショウジョウバカマは年を重ねるごとに、株がだんだんと
大きくなってきています。



キクバオウレンも可憐に咲き誇っています。


英語ではこの春の妖精をスプリング・エフェメラルというそうです。
場所が変わっても、咲いている植物が違っても、
冬が終わり春を告げる儚く、優しげで、可憐なお花を愛でる
気持ちは、きっと世界共通なのですね。

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春の雪

 こんばんは。
今日の出湯温泉は、ご多分にもれず、雪模様の一日と
なりました。しかも、その降りっぷりと申しましたら、
かなりの本格派。わずか一日にして30cmは積もりました。


もう今シーズンの雪は見収めたなぁと思っておりましたので、
思いがけないどっさりなごり雪に、初雪が降った時のような
わくわく感を覚えました。今日は、ニャンコさんの心境より
ワンちゃんのテンションよりです。 やはり雪国、最後まで
侮れません。(消雪まだ片づけなくてよかったぁ…)

後ろのお山も、この通り ↓





山茶花も結構厚めのお化粧です。

思いがけない春の雪、暫し楽しませていただくとします。
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早春の息吹

こんばんは。今日の出湯温泉は時折霧雨の混じる、
曇り空が広がる一日でした。雨の降り方ひとつをとっても、
季節によって、漂ってくる空気が違いますね。

今年はこのあたりは12月にはど〜んと降ったものの、
以降は小雪傾向でしたので、地に残る雪も少なく、
下萌の風情もあまり感じられず、いつものスピードより
は少し早い速度で早春がやってきていると思います。

昨日何気に庭に目を向けましたら、早速今年も
咲いてくれていました。気分がぱぁっと明るくなります。



白い妖精、キクバオウレン。(K先生、キクバオウレン、
今年も愛らしく顔を出してくれましたよ。)
このお花はいつもお世話になっているボタニカルアートの
K先生が教えてくださいました。私にとってはとても思い出
深く、大好きなお花です。

これまた大好きなスノードロップや、



クリスマスローズも、


可憐な姿を見せてくれました。

水仙もつぼみが膨らみ始め、


スミレや、



カタバミ、


ユキワリソウなど、



着々と花開く準備が整っているようです。

早春の息吹を感じ、とても贅沢なひと時でした。
自然の美しさは、この上ない幸せを届けてくれます。

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恋の季節

こんにちは。今日の出湯温泉は小雨交じりの
曇り空でのスタートです。昨日、一昨日と
春の陽気でしたが、三寒四温とはまさに今時分
なのですね。

先日お泊りくださったお客様とお話しさせて
頂いておりますと、その方は野鳥にお詳しく、
いつもお世話になっています方とも野鳥の会で
お友達ということ、世の中はどこかで繋がっていて、
ほんとに狭いなあぁと思いました。

その方が、ご出発の朝に、玄関先で
聞こえてきた鳥のさえずりが、「ミソサザイ」
という種類の鳥と教えてくださいました。
鳥についてスーパービギナーのわたくし、
また一つ賢くなりました。どうもありがとうございます。
早速、これまたいつもお世話になっています
先生が以前プレゼントしてくださった鳥の図鑑や、
手持ちの図鑑を眺めたり、インターネットで
調べたりしてみました。

ウィキペディアさんより

尾羽を立てたミソサザイ

なんでも日本で見られる中で最も小さな鳥の
一つだそうです。

その朝以来、鳥の歌声が聞こえるなぁと気づくと、
その音色に耳を澄まし傾けていると、確かに
特徴ある鳴き方をしています。なんでもこちらの鳥は
茶色の小鳥で、冬の間はこんな歌声で歌わないそうです。

まだこのあたりは梅の花も咲きませんし、もちろん
鶯の初音もまだですが、ミソサザイには一足早い
恋の季節が巡ってき始めているようです。

お帰りの際、ちょうどお手持ちでらしたこちらを
くださいました ↓



毎年4月の下旬頃にこの五頭の山でも
探鳥会をなさっているとのこと。私も都合をつけて
ぜひ参加させていただけたらなぁと、
楽しみがまた一つ増えました。

こうして人生を、より楽しく豊かにしてくださる
皆様とお知り合いになれ、日々の出会いに
感謝です。

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雪の果(はて)

こんばんは。今日は、二十四節気の一つ雨水ですね。
雪が雨へと変わる頃とさせています。
今日の出湯温泉も、青空の広がる朝に始まり、
午後には暦通りに、しとしと雨。春にやんわりと
近づいていると感じます。ひとくくりに雪と
申しましても、冬本番に降る雪とは違い、
春の雪には「なごり雪」を筆頭に、「雪のわかれ」
や、「忘れ雪」などとも呼ばれているそうで、
そんな粋なネーミングをつける日本人の
感性って、なんて素敵なのでしょう。

ひと雨一雨ごとに、屋根に残る雪も、雪の果と
なるのでしょう。(とは言いましてもここは雪国、
2月後半とはいえ、まだまだ侮れませんが…)

さて、話題はくるっと変わりまして、今日は
こちらのご紹介です。


五頭温泉郷のビジターセンター「うららの森」の三角揚げうどんです。
今日のお昼に頂きました。こちらのおあげさんは、地元阿賀野市の
お豆腐屋さんが作ってくださっています。五頭では厚揚げといえば
三角形がスタンダードなのです。こちらではお気軽に焼き立ての
油揚げもお召し上がりいただけますし、売店でもお求めいただけます。
大豆のお味がしっかりとする、美味しい油揚げを丁寧に炊き、
大胆にもそれが半分サイズのっているのです。

五頭にいらしたら、お勧めのランチメニューのひとつです。
(余談ですが、大食いの私は大抵ここにおむすびがつきます…)






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