出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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アロマ効果抜群の

こんばんは。
ふと気が緩むと、この調子ですね。すみません。
また更新滞りました。

2-3日気温低めの日が続きましたが、今日はその
反動もあってか、日中は暑いくらいの陽気に恵まれた
出湯温泉でした。

さて、本日4日は菖蒲湯の日です。1カ月遅れの端午の
節句の宵節句にお風呂に菖蒲を浮かべ、また軒先に
菖蒲を飾り邪気を払います。現代の暦に合わせると、
確かにこの辺では1ヶ月前では、おそらく菖蒲が
いいころ合いにまで成長していないってのも
有るかもしれませんね。(お盆のお墓参りも、
そういえば、都会と違い、このあたりでは1カ月
遅れの8月13日です。)

お昼休みに祖母と近くの水辺へ赴き、菖蒲をちょっぴり
頂いてきました。鋏を入れると、切り口から良い香りが
漂います。

宿に戻り、頂いてきた菖蒲を綺麗に洗い、一緒に
摘んできたヨモギも束ねて、いざ、軒下と、湯船へ。





温泉の熱によって、爽やかな香りがお風呂場一杯に
漂っています。アロマオイルをキャンドルであたためて
いるような効果なのかもしれませんね。

日本古来の、ハーバルバス。しかも、温泉。
手前みそですが、やっぱり贅沢です。アロマ効果
抜群ですしね。

今宵は、年に一度の特別なお風呂。存分にお愉しみ
いただけたら幸いです。
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お薬師様の日

おはようございます。ちょっぴり、お久しぶりに

なってしまいました。

今日の出湯温泉、3日以来の気持ち良い晴天に

恵まれています。昨日の雨で潤った新緑が、

今日は一層キラキラして眩しいです。

ゴールデンウィークの最終日がお出かけ日和に

なり何よりですね。



はてさて、毎年5月8日と言えば、こちら出湯温泉は

お薬師様の日です。古い温泉場には必ずと言っても

過言ではないほど、お薬師様(薬師如来)が御祀りされて

いるそうです。こちら出湯温泉にも、境内の一角の

高台にいらっしゃいます。温泉を守り、また訪れる

方々を守ってくださるお薬師様です。



ゴールデンウィークにもかかわらず、本人の誕生日

だというのにもかかわらず、昨日母は隙間時間を

作り、ヨモギを摘みに近くまで出かけて行きました。



見るからに柔らかなヨモギです。

爽やかな香りが台所に広がります。







いつもと変わらない、甘さ控えめのホームメイド

あんこ。茹でた小豆を皮ごとフードプロセッサーに

かけてあんこにするので、栄養満点ですし、

より一層深いお味に仕上がります。







ヨモギはさっと湯がき、細かく刻んで。

何とも鮮やかな皐月色です。







そして、本番の今朝を迎えました。

母の日にも関わらず、いつもよりさらに早起きして

お客様の朝ごはんを仕上げ、草もち作りに取り掛かります。

私から申し上げるのもなんですが、ホント手作り大好きな、

凄い母です。





このつきたての、モチッモチのお餅にたっぷりあんこを

まぶして、出来上がり。ほっぺた落っこちそうに

なるとは、このこと。



お薬師様にまずはお供えし、日頃の感謝をお伝えします。

お泊りのゲストとお隣さんにもお裾わけです。







お誕生日も、母の日も、ゴールデンウィークの

忙しさに甘んじてまだ母には改めて伝え切れては

いませんが、



お母さん、お誕生日おめでとう。

そして、いつもありがとう。



とこの場で伝えさせていただこうと思います。



もちろん、私たちのお薬師さまにも、目いっぱいの

ありがとうを捧げます。
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笑う門には福来る

こんばんは。今日の出湯温泉は寒さはまだまだ
厳しいですが、雪も落ち着き穏やかな一日となりました。

今日は節分ですね。暦の上では冬の終わり、そして
春の始まりです。

当館でも戸と窓を開け放ち、「鬼は外~福は内~」。


右が長年お米を量るのに台所でいつも使っている一升枡です。
それなりに年季が入っています。
左が今日いただいたニューフェイスの一升枡です。
良きご縁をいただきまして、本日魚沼の八海山尊神社で
行われた節分祭で参与のお役をさせていただき、豆を捲いた
お手伝いの記念に、こちらの枡と御みこくを頂戴してきました。
(実は先週人生二度目となる滝の中に入ってきました。
毎年こちらの神社では寒の期間に、宮司さま・諸先達さまを
先頭に寒修行をなさっています。その修行の一環で「滝行」
なるものがあるのです。ありがたいご縁をいただき、便乗し
ご一緒させていただきました。)

昨今は心痛む出来事が次々と起こっていますし、
また光のスピードで情報が炸裂していて、それぞれの
立場でさまざまな意見が飛び交っています。
私のようなひよっこが意見するのは生意気なのは百も
承知です。でも、今日という節目の日に、思います。

内に潜む邪悪な鬼が外へと出ていきますように。
外からは笑顔をもたらす福がつつがなく舞い込んで
来ますように。

「笑う門には福来る」。今宵はこの言葉を、静かな
祈りと共に。


※追記:口にしました豆は、鼻血が出るといけないので、
道半ばではありましたが、ティーンエイジャーくらいの
数でやめておきました。

 

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お薬師さまの日

こんにちは。また、お久しぶりになってしまいました・・・

今日の出湯温泉は一瞬小雨が降りましたが、
おおむね曇り空の一日でした。
ゴールデンウィークが嵐のごとく過ぎ去り、早くも
五月半ばにさしかかりますね。五頭にも出湯温泉にも
当館にも連日多くの方にお出ましいただきまして、
ありがとうございました。

さて、昨日は、春と秋の年に二度あるお薬師様の
お祭りの日でした。お薬師様は温泉をお守りくださって
いまして、古い温泉場にはほぼ必ずと言っていいほど
お薬師様をお祀りしてあるようです。お祭りと申しましても、
出湯温泉では現在は盛大に「お祭り」を行ってはいないの
ですが、母は春のお薬師様の日には毎年草もちを
作ってお薬師様にお供えしています。

山からまだ柔らかいヨモギの新芽をいただき、地元農家
さんから分けていただいた小豆を丁寧に炊き、あんこの
準備。美味しいものは手間がかかります。



そして当日8日の朝です。いつも見守って下さるお薬師様に
出来たての草もちをお供えし、お参りに、お寺の境内の高台に
ある薬師堂へ。お薬師様に日頃の感謝をお伝えし、これからも、
つつがなく温泉をこの地へと与えてくれるようお願いしました。

そしてお参りから戻りまして、さぁ、お愉しみの草もち大会。
あんこ族の家族はまってましたとばかりに、次々に箸を
伸ばしてゆきます。

出湯温泉のお薬師様の日、これからも大切にしていきます。

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ずんむぐり豆

 こんばんは。
今日の出湯温泉は、雪もすっかり無くなってしまい、
春のような暖かさの一日でした。こんなに雪の
ない年も珍しいものです。

今日は節分ですね。豆まきはなさいましたでしょうか。
出湯温泉では豆まきの際、鬼退治に大豆はまかずに
落花生をまきます。



落花生のことをこのあたりでは「じむぐり豆」(「地面に潜っている
豆」の意)と呼びます。呼びますと申しましても、おそらく
ご年配世代の方々の呼び方です。少なくても私たち世代の
日常会話の中では、このお豆ちゃんは落花生としか呼ばれてませんが。

「じむぐり豆」について母と話していましたら、「ちがうちがう、
発音がちがう」と指摘され、正しくは「ずんむぐり豆」だと正され
ました。どう表現したらよいでしょう、「じ」と「ず」の中間音。
雪国特有のはっきりしない音です。 たぶん母がフランス語を
話せたら、意外とうまいこと話せるのではないかと思います・・・

鬼は外、福は内。皆様楽しい節分をお過ごしください。
年の数だけ豆を食べると鼻血が出るといけないので、
私はほどほどにしておこうと思います。
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だんごの木(仮)

こんばんは。
今日の出湯温泉は冬がどこかへ去ったかのような、
まるで太平洋側にいるかのような気持ち良い青空に
恵まれていました。

ぼやぼやしていたら早くも明日は小正月。
ささやかですが、小正月のお祝いにと、
ロビーにだんごの木を飾ってみました。

もともとこのあたりではあんまり小正月に
飾りはしなかったそうですが、(私の幼い頃の
つたない記憶にぼんやりと残っているわけでも
なく・・・)ちょうど小正月のまゆ玉を頂戴した
こともあり、折角ですので飾らせていただく
ことにしました。



肝心のだんごの木なのですが、本来は
ミズキの木を使う模様。前回はお隣のご主人から
分けていただきましが、今回は自力で
探してみようと初の試み。・・・と思ったまでは良かった
のですが、結局お目当てのミズキの木が見当たらず、
別の枝を調達する結果となりました。(幸い、枝が
幾重にも分かれているお手頃さんに巡り合え、
一枝分けてもらいました。どうもありがとう。)

木は本来のだんごの木でなく仮の木ですが、
役目は十分すぎるほど果たしてくれていますので、
大感謝です。

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冬至アロマ

こんにちは。
またまたちょっとお久しぶり気味です。

今日の出湯温泉は、ありがたいことに
天気予報がはずれ、雪はおろか、ときどき青空が
広がっています。

本日は冬至ですね。ゆずゆの日。(上から読んでも
ゆずゆ、下から読んでもゆずゆ。なんだか可愛らしい
響きです。)



お風呂には柚子をご用意しました。
ろうそくでアロマオイルを温めるのとおんなじ原理で
しょうか、温泉の心地よい温かさで柚子も温められて、
かんきつ系のよい香りがお風呂場に広がっています。
アロマ効果抜群です。




一年での一番長夜の今宵、ゆったりと冬至のアロマ温泉を
お楽しみいただけたらなぁと思います。

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秋は萩

こんにちは。今日の出湯温泉はすがすがしい秋晴れ
で始まりましたが、終日風が強めに吹いています。

今日はお彼岸の中日、そして秋分の日です。
母はいつもの通り美味しいおはぎをこしらえてくれました。

昨夜、朝食の仕込みと準備が終わってから、小豆を炊き、
そして今朝は4時前に起きて、お客様の朝食の準備の前に
おはぎをせっせと作ってくれました。

母自身が作ることがとても大好きなため、おはぎをつくる
早起きは全然苦にならないんだそうです。

このたびも甘さ控えめ、家族好みのあんこに仕上げて
くれました。



毎年お彼岸の前日から、甘いものが大好きな父はそわそわし、
幼子のように、母の作る牡丹餅やおはぎを心待ちにしています。

私もいつものごとく、朝食前、10時のおやつ、3時のおやつと、いろいろ
言い訳をつけちょこちょこつまみ食いしています。

年に二度あるお彼岸ですが、秋は萩のお花にちなみおはぎと
いいますし、春はボタンのお花から、牡丹餅と。毎回のことですがほんとに
素敵なネーミングと感心してしまいます。

こちらのおはぎ、いつもお彼岸には、お泊りのお客様にも朝食時に召し
上がって頂いています。

こうやって時候のものを口にできる幸せをとてもうれしく思います。

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春は牡丹

こんばんは。
今日の出湯温泉は暖かな陽気の一日でした。

今日は春分の日、そしてお彼岸の中日ですね。
今朝はいつものお彼岸の日のごとく、母は朝食の
準備と同時進行でこちらの準備をしておりました。

完成の図 ↓


丁寧に炊いた小豆の優しい甘さが後を引き、ついつい朝から5つも
ぺろりと平らげてしまいました。(あ、今回のはちょっと小振りに
作ってくれたのです、悪しからず・・・と一応言い訳を付け加えておきます。)

春のお彼岸は牡丹のお花にちなみ「牡丹餅(ぼたもち)」ですね。
(秋のお彼岸は萩のお花にちなみ「おはぎ」ですよね。)こういった
ところが、日本の素敵なところだと改めて思うのです。

ご朝食の時にお客様にも召し上がっていただきました。
棚ぼたまでとは行かなかったと思いますが、お彼岸気分を
ちょっぴり味わっていただけたら嬉しい限りです。

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招き入れ

こんにちは。またお久しぶりとなってしまいました。
ここのところ寒さは緩んでいる出湯温泉です。
でも油断は禁物。昨年は確か二月に入ったとたん、
小雪模様が一変し、20数年来の大屋根の
雪下ろしをするくらいに降りましたので…

今日は節分ですね。早いものです。
戸と窓を開け、「鬼は外、福は内」の掛け声と
ともに後ほど豆まきをします。

皆様には一足早く福のお裾わけといきましょう。



どうぞ、幸せいっぱい福いっぱい招き入れてくださいね。

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