出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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手前味噌ですが

こんばんは。今日の出湯温泉は、お日様が大笑いの
一日でした。暑さは真夏でしたが、日が傾くと、
からりとした、とても過ごしやすい気候です。
ビールがお好きな人は、一段とおいしく感じる
夕暮れ時かもしれませんね。

このあたりの蛍も、どうやら活動開始したようです。
他の動植物に倣い例年より早めのお出ましですね。

さて、今週は毎年恒例の味噌づくりウィークでした。
当館では、毎年祖母のお友達に入れてもらい、お味噌を
手づくりしています。もう何年になるのでしょうか、
私が宿に戻って来てから、祖母について毎年お世話に
なっています。
今年は、皆さんのご予定の都合により、いつもの会場から
他の会場へと場所が変わりました。私にとってははじめて
お邪魔する会場でしたが、いつもの所よりもこじんまり
していて、揃っている道具や備品も心くすぐられる木製の
もので、こちらはこちらで心地よい環境でした。

では、物覚えの悪い私でも、拙い記憶をよみがえら
せながら、今年もスタートです。

まずは、糀をおこします。予めといでおいたお米を
持ち寄り、水気を切った後、固めに蒸してゆきます。



こちらではセイロを使って、昔ながらの作り方。
心弾みます。





蒸しあがったら、台の上にお米を広げ、糀菌を
全体にふりかけ、お米全体に菌が行き届くよう、
まんべんなく混ぜ合わせます。ここでのポイントは、
お米の温度を下げないこと。温度が下がると
お花が綺麗に咲きません。

こののち、お米を木のヘギに入れ、こちらの
糀マシーン(正確な名前はすみません、忘れました…)
にそれらヘギを並べ一晩一定温度を保ち、糀を
おこします。



第2日目。この日は糀をいったん取り出し、
ひっくり返して、再び糀マシーンへ戻す作業と、
大豆をとぎ、そののちお水の中で浸す作業です。
新潟県産の粒ぞろいちゃん。見るからに
おいしそ〜。



そして、いよいよ最終日の第3日目。
昨日お水に浸しておいた大豆を炊いていきます。



炊いた大豆はそののち、このミンチマシーン
(またまた正確な名前が分からないので、
私が命名しました。お肉をミンチにするみたいな
機械です…)の中にいれ、ペースト状にします。

写真を取り損ねましたが、この時皆さんと
炊きあがったお豆を味見。驚くくらいあま〜い
お味でした。



こちらが、マシーン通過後の大豆です。



糀も無事、綺麗に出来上がっていました。お米のお花と書いて
「糀」。日本語は本当に綺麗ですよね。改めて、日本人の
センスにほれぼれです。
あぁ、それにしてもこの糀の香りってなんであんなに良い香り
なのでしょうかね。



作業もいよいよ佳境です。
この大豆のペーストと糀にお塩とお水を混ぜていきます。



こちらの、(名づけて)撹拌マシーンの登場です。



絶妙な固さでお味噌を仕上げ、各々の桶へと振り分け、
蓋をしてさぁ完成。

後は3年後、おいしくなるのを待つのみです。
時々お味噌の入れ替え(天地替えなる作業)を行いながら、
時間がゆっくりとおいしさを育んでくれます。

当館のお味噌、手前味噌ですが、愛情たっぷりで
おいしいですよ。

 
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桜並木の下で


こんばんは。花曇りの一日となった出湯温泉です。

ここ出湯温泉のある、五頭の里への今年の桜便りも、
近年では恒例となりました、速達。
あっという間に満開になりました。

業平の詠む「世の中に〜」の心境です。
儚い桜の世界です。お花見したくて、でもなかなか
出かけられずにいまして、ちょっとしたすきに
お隣のお寺さんの桜を愛で愉しんでいます。  
 
  

こちらは出湯の鎮守神さまのお社に咲く桜↓


今日の午後、思いがけず時間が取れましたので、
ふと思い立ちお隣の集落「畑江」にある
五頭いこいの森へとお茶セット携え遊びに行きました。

こちらの森は、「全国森林浴100選」にも選ばれし、
とても素敵な森なのです。出湯温泉からは、遊歩道
「電気山道」を通って徒歩15分ほどで着きます。
(今日は車でしたので、当館よりほんの3分程です。)

広大な敷地の横を大荒川という川が流れ、その河原に沿って
それはみごとな桜並木が続きます。とても開放的で
それでいて敷地が広いので、混み合う事はあまりなく、
キャンプサイトもあるので、おすすめ穴場的お花見スポット
なのです。まさに、知る人ぞ知る場所。ホントは秘密に
しておきたいくらいのお気に入りのお花見会場なのです。

私の突撃訪問ですが、いつもお世話になっている
いこいの森の管理人さんをお誘いして、今日は桜並木の
下で野点を愉しみました。ちょっとお湯がぬるかったのは、
次回への課題とすることにしましても、とても楽しいひと時
でした。

管理人さんがたまたまお持ちになっていたおむすびや、
油揚げなども並んで、即席ピクニック。


ピザ釜を作ったり、看板をつくったり、森のお手入れを
していたスタッフの方々もお呼びして、即興ティー
パーティーの開催です。こんなことならもっと入念に
お菓子を準備すればよかったです…次回また。



若葉のころに、完成したピザ釜でピザを焼いてもらい、
お茶を点て、またみなさんと楽しい時間を過ごせたらと、
いこいの森での野点の野望は続きます。










 
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梅仕事

こんにちは。
今日の出湯温泉は、ここ数日の真夏日からは一転、
薄曇りの梅雨空が広がっています。

そのお日様が大笑いの4日間で、今年も恒例の
梅干しを干しました。

こちら、第一日目の様子です。
















お日様が燦々と照っていますので、梅をひっくり返す作業で
こちらの方も干されてしまいますが、甘酸っぱい梅の香りに
包まれると何とも言えない幸せ気分に浸れます。

毎年恒例の、味見大会も決行しました。目を盗んでは、
半生の梅干しを口に頬張りました。甕の中に漬けこまれる前の、
しかも数粒の贅沢といいましたら…。

さて、そしてこちらが本日4日目の朝の様子です。
玄館に一同に会した赤い梅の実。


お日様の力は偉大です。

「おいしくなぁれ」の呪文をかけながら、今日はこれから
梅干しを漬けこみます。お目にかかるのは3年後。
時間が育む、滋味豊かな当館の梅干しは、皆さまの朝食に
並びますよ。
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お久しぶりです

 お久しぶりです。
またブログをほったらかしにしてしまいました。
すみません…

言い訳ですが、携帯電話をスマートフォンに変更
してからというもの、ついつい手軽さが勝ってしまい、
カメラで写真を撮ったり、ブログを書いたりする習慣が
遠のいてしまっていました…
いつも楽しみにご覧くださっている皆様、長い間
すみませんでした。

五頭山がほほ笑んでいたのは、もうだいぶ前のこと、
今となっては、「山滴る」候となりました。
柔らかな新緑は、濃い深緑となりました。
先日久しぶりにカメラを片手にお花の写真を撮りました。

 

 
やはり、カメラの写真は綺麗です。
へたっぴですが、またボチボチと宿の周り、五頭の景色、
阿賀野の風景を撮りますね。どうぞお付き合いのほど
宜しくお願いします。
 
先程、少し心穏やかでなくなることがあり、心がちょっぴり
沈んでいましたが、静まりかえった真夜中に、久しぶりの
ブログアップをしていたら、だんだんと心落ち着いてきました。

これからも、私の生まれ育った大好きな出湯温泉の
魅力をお伝えしていくことが、私のライフワークですね。
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五頭温泉郷プレミアム旅行券

こんばんは。今日の出湯温泉は久しぶりにお日様が
顔を出してくれ、ポカポカ陽気の一日でした。
時々吹くそよ風に、桜の花びらが舞い降りて来て、
贅沢な時間でした。花びらって、なんだか贅沢な気分に
なりませんでしょうか。(私だけでしょうか…)

さて本日は、五頭温泉郷好きの皆様にとてもお得な
お知らせです ↓


その名もズバリ、「五頭温泉郷スーパープレミアム
旅行券」のご紹介です。額面一枚10,000円の旅行券が
なんと50%オフの5,000円にてお求めいただけるのです。
前代未聞の太っ腹企画です。

お一人様5枚までお求めいただけます。(25,000円で
50,000円の旅行券がお手元に。)

発売は5月1日(金)からです。五頭温泉郷旅館協同組合
(村杉温泉入口・うららの森内)へ直接お出ましいただくか、
お電話・FAXでのお申し込みとなります。数に限りが
ありますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

詳しくは
五頭温泉郷旅館協同組合
公式ホームページ www.gozu.jp
をご覧いただきますか、

TEL:0250-61-3003
までお問い合わせくださいませ。


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国の文化財へ

こんばんは。今日の出湯温泉は、ちょっぴり肌寒い
一日でした。それでも時折外からは、小鳥たちの
軽やかなさえずりが奏でられ、春気分を感じます。
さて、今日から卯月、新年度の始まりです。
新たな門出をお迎えの皆様、おめでとうございます。
そんな皆様にあやかり、私も心新たにスタートを
切りたいと思います。
 
今日は大変うれしいご報告を。(実は先月末には
お知らせいただいていたのですが、折角ですので、
幸先の良い本日にぜひお知らせさせていただこうと
思い、やや遅ればせながらになってしまいまして
すみません…) 
せっかくのエープリルフールですが、機転の利かない
私からは、ほんとのお話だけで悪しからず…
 
昨年11月に、有り難いことに当館は国登録有形文化財に
答申していただいておりましたが、この度、
先月3月26日付の官報に於いて、正式に告示がなされ、
お陰様をもちまして、国の登録有形文化財となりました。



登録に際し、多くの皆様にお知恵を拝借し、お力添えを
していただきました。ここに改めまして、皆様に深く深く
感謝申し上げます。


私の曽祖父が情熱を注ぎ、87年前にこの建物を
建ててくれました。今のように重機などはもちろん
無く、当時の大工さんはじめ職人さんはさぞ難儀な
大仕事だったと思います。曽祖父は、銘木があると聞けば、
お弁当片手に宮大工の棟梁とあちこち巡ったそうだと、
今は亡き私の祖父は、お茶飲み話によく楽しげに
語ってくれていたことを今でも懐かしく思い出します。

こちら、おそらく建前の時の思い出の一枚 ↓



ちょうど一階の屋根に大工さんたちが並んでいます。
ご覧いただけますでしょうか。
真中にある松も、90年近い時を経て、今は見上げるほど
大きく成長し、それは凛々しくそびえています。
 
多くのお客様にお越しいただき、そして地域の皆様に
見守られ、お陰様でこうして今の当館がこの出湯の地に
佇ませていただいています。本当にありがたいことです。
ちょっとおじいちゃん(おばあちゃん)になってきてしまって、
ご迷惑をおかけする場面もあるかもしれませんが、訪れて
くださる皆様、そして私たち家族をいつも守ってくれている、
頼りがいあるこの建物を、末永く慈しみ、大切に
していきたいと思います。この度は素敵なご縁を
どうもありがとうございました。
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美食家

こんにちは。今日の出湯温泉は、朝からお日様が
顔を出してくれ、春の青空が広がっています。
ポカポカ陽気で、コートなんて織らなくても
大丈夫そうなくらいです。

今日は当館に集まる美食家たちのお話を。
彼らはとても目利きでいてしかもグルメ、味には
ちょっとうるさいのです。

彼らに小手先のごまかしはききません。

ご覧頂けば一目瞭然です。
隣同士に並べている万両の木なのですが、一方は
一粒残らず綺麗にお召し上がりいただけましたが、
もう一方はお味がいまいちのようで、こうして
まだまだたわわに残っています。

他人(他鳥とでもいうのでしょうか)に惑わされず、
自分の舌でおいしいかおいしくないかの判断をする
美食家の彼らの本能が凄いなぁと、2本並んだ木を
眺めながら迎える週末です。
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春浅し

こんにちは。昨日から久しぶりに寒波に
覆われた出湯温泉です。
おそらく今日は今シーズンで一番の冷え込みと
なっています。一月からずっとお陰さまで穏やかな
気候だったので、最近はうっかり雪国の感覚が
鈍っていましたが、この凍てつく寒さがやってきて、
そうそう、2月はこれくらい寒かったなぁと
思い出すほどです。

先ほどの庭の様子です ↓



ここまでは雪の貯金もさほどなく、心に余裕がありますので、
ハラハラ舞ってくる細雪を眺めてはうっとりしています。

秋がひっそりと気づかぬうちにあっという間に到着し、
瞬きの速度のように冬がやってくる一方で、雪国の
春の訪れは、ゆっくりのんびりやってきます。
立春を迎えましたが、まだまだ春浅し。

そんな春を待ちわびながら、いつものカップルにお出まし
頂き春支度です。



玄関には桜をあしらい、こんなアレンジメントをしつらえてみました。



隣のお宅からは薪ストーブのいい香りが漂ってきて
います。今日はきりりとした、清らかな冬の空気が
愉しめ幸せです。

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うっとり、春心地

こんばんは。
今日の出湯温泉は、ここ数日と比べますと
久しぶりに冷え込んでいます。ときどき
小雪がはらはらと舞っています。

各地では大雪に見舞われていらっしゃるところも
あるかと存じます。どうぞくれぐれもお気をつけて
お過ごしくださいませ。
こちら出湯温泉では、先月2度のどっさりとした積雪
とは打って変わり、月が変わり、そして大寒にも入った
冬本番にしては何とも雪の少ない一月です。

さてさて、今日は皆様にこちらの写真を贈ります ↓



山形の啓扇桜です。
いつもお世話になっている先輩が昨日サプライズで
届けてくださいました。とても素敵な粋な計らいに、
私の心はもちろん桜色、いえいえ、淡い色は通り越して
深紅色に染まってしまいました。



早速館内あちこちの花入れにあしらってみました。
ときどき立ち止まっては、うっとり春心地を味あわせて
貰っています。



外の寒さが、一層この春らしさを引き立ててくれて
います。この幸せの贅沢さといいましたら、
こたつの中でアイスクリームを食べているような感じです。
(冷たいとあったかいが反対ですが…)

春の気分を皆様にもちょっぴりでもお届けできましたら
幸いです。

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なぞなぞの答え

こんばんは。
今日の出湯温泉は、優しい日差しの差す、
とても穏やかな一日でした。
程よい雪の量ですと、心にゆとりができ、
いつも以上に雪景色が綺麗に見えてきます。

さて、お待たせいたしました。先日の新春私は
誰でしょうなぞなぞの答えです。
(眠れなかった方、ごめんなさい。昨日答えを
アップできずに失礼いたしました・・・・・)



正解は、バナナのお花です。
皆様、いかがでしたでしょうか。

お花だけみると蓮のお花のようにも見える気がします。
緑色の部分がバナナの実だそうです。

雪国でバナナの木が育つなんて、さすが
温泉効果は偉大ですね。

なぞなぞの答えも出たことですし、今宵は
ゆっくりとお休みくださいませ。

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