出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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我らがお父さんのめでたき一日

こんばんは。今日の出湯温泉は、とても心地よい
お天気に恵まれた一日でした。

今週16日の月曜日、東京へと出向きました。
私ども日本秘湯を守る会の名誉会長であり、
私たちの人生の師であり、私たち秘湯ファミリー
の父でもある佐藤好億さんが今年度の日本旅の
ペンクラブ大賞を、個人としては初めて授賞なさった
記念の講演会とパーティーだったのです。

名誉会長は、日本の旅文化・温泉文化の発展に惜しみなく
全力を注いでくださり、自然との共生を根源とする私たち
日本秘湯を守る宿のメンバーを全力で守ってくださって
います。もちろん血は繋がっていませんが、我らが父として
私たちに無償の愛を注いでくださっています。

記念に御講演くださったお話の内容は、ずしんと
心に響きました。自然なくして温泉無しです。なぜブナの
原生林を守る必要があるのか、なぜ無秩序な地熱発電の
開発が危険なのか、今まで機会あるたびにお話しくださる
内容もありましたが、今回初めてお聞きするお話も多々あり、
また、これらの内容をきちんと第三者の方たちにもお話しして
くださる強さと情熱をひしひしと感じました。

名誉会長の栄えあるめでたきお時間を、秘湯の会の皆さんと
一緒に過ごさせていただけ、胸いっぱいのひと時でした。

名誉会長、この度は本当におめでとうございました。
これからも、ずっと続く日本の温泉文化を守るため、ぶれずに
ついていきます。
日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)

ビタミン補給

こんにちは。ご無沙汰しています。
半年もの長期間にわたり当ブログの更新を
怠っていましたこと、お詫び申し上げます。
ご心配とご迷惑をおかけしまして
すみませんでした。

春の震災以来、いろんなことを考え、
こんなつたないブログでも楽しみに
待っていてくださる方々や、お越しくださる
皆様にこちらの情報をお伝えしないのは
大変申し訳ないなぁとは思いつつ、
なんとなく「綴る」という動作に私の心が
追いつかず、気が付いたらもう年の瀬。
本当にごめんなさい。

さて、一昨日は年に一度の「日本秘湯を守る会」
の総会でした。全国津々浦々の「日本秘湯を守る宿」
が一同に集結する日。全部で加盟宿が193あり、
出席率の高い会合です。

この総会は私にとって、一年間の自分の仕事ぶり・
人生ぶりを見つめなおす大切なひと時です。規模や
場所は違えど、自然環境と温泉文化を守ろうと
志す宿屋仲間に会い、語らい、学びあう濃い時間です。

総会翌日出発の朝、熱海の穏やかな海を
ぼ〜っと眺めながら、私の心にはビタミンが
不足していて、でも昨日そのビタミン補給を
秘湯の仲間がしてくれたんだなぁとしみじみ思いました。
素敵な仲間に出会えて幸せです。皆さんどうも
ありがとうございます。

そして、自分が旅人になることで、忘れかけ、
薄れかけていた、旅人をお迎えする気構えを
改めて確認です。私にとっては日常の生活でも、
お越しくださる皆様には非日常の時間。こんな
山奥に、貴重なお金と時間を使い足を運んで
くださる方々にいかにお応えできるか、気を引き締めて、
でも、楽しみながら宿屋業を進めていきます。

「秘湯は人なり」
深い言葉です。

日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)

秘湯の宿

こんばんは。今日の出湯温泉はちょっと蒸した感じの
一日でしが、夕方に降った雨でちょっと涼しく
なりました。

さて、今日は当館掲載記事のお知らせです。
今朝の朝日新聞の朝刊に掲載いただきました。



ここでは毎月、日本全国にある「日本秘湯を守る会」の旅館が
紹介されます。

次回はどこのお宿でしょうかね。楽しみです。

日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)

秘湯ファンの方、お見逃しなく

今日は秘湯めぐりにとってもお得なお知らせです。

こちら ↓


「日本秘湯を守る会」という名前の会がありまして、全国に194件の
温泉旅館が加盟しています。自然を愛し、温泉を愛し、薄れつつある日本の
素朴な山の温泉文化を、お越しいただく皆様に触れていただけるよう、日々精進
している宿屋の集まりです。

この「日本秘湯を守る会」では、スタンプ帳というものを無料で発行しています ↓


お泊まりいただきますと、1泊に付きおひとつスタンプを押印させていただきます。
3年間で10個スタンプを集めていただきますと、なんと、お泊まりいただいた
お宿の中からお好きなお宿に一泊無料でご招待させていただいております。

こんな山間の温泉宿まで10回もお越しくださった皆様に、私ども秘湯を守る会より
感謝の心をお伝えしたく、ささやかではございますが、精一杯のおもてなしを
させていただきたく思っています。

スタンプはそれぞれの宿のオリジナル。
いろんな宿のスタンプを集めるのが結構楽しいのです。100人いれば
100通りのスタンプのコレクションが揃います。

この度、秘湯スタンププラスワンキャンペーンという企画がありまして、
通常一泊につきおひとつのスタンプ押印なのですが、このキャンペーン期間は、
一泊につき通常の2倍、お二つのスタンプを押印いたします。
期間はH22年8月23日(月曜日)〜9月30日(木曜日)です。
なおご宿泊のお申し込みは
☆「日本秘湯を守る会」 03-5777-6724
☆「日本秘湯を守る会」公式ホームページ www.hitou.or.jp
よりお申し込みくださいませ。

普段巡ってくださっている方々はもちろん、今まで秘湯めぐりを
したことがない方々もこの機会にぜひ秘湯めぐりをお楽しみくださいませ。
スタンプ帳は「日本秘湯を守る会」に加盟している宿にご用意していますので、
お気軽にお申し付けくださいませ。

日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)

秘湯の誇り

こんにちは。
ご無沙汰しております。今日の出湯温泉には冷たい時雨と
木枯らしが吹いています。晩秋のちょっとさみしい感じはしますが、
それでも、濃く色づいた木々の葉がはらはらと散る様子は
綺麗な風情です。

さて、先週、9日と10日の両日、横浜は山の下公園の真ん前に
あります「横浜ニューグランドホテル」さんへお邪魔してきました。
ヨーロッパ調の館内は落ち着いた雰囲気の素敵なホテル。
さりげなく置かれた調度品や家具がとてもおしゃれです。
(ごめんなさい、写真撮り忘れました・・・)

このたび、「国際温泉気候連合(FEMTEC)」という機関の国際温泉会議が
「日本温泉協会」の協会創立80周年を記念いたしまして、同ホテルで
開催されました。世界各国から総勢300名弱もお集まりくださり、それぞれが
ご研究なさっているテーマを発表してくださいました。さまざまな言語が飛び交い、
何ともアカデミックな雰囲気。洋の東西問わず温泉は世界各国に分布して
いますが、使い方、入り方はその国によりバラエティーに富み、世界各地の
温泉文化を垣間見れ、とても興味深い会議でした。

では、なにゆえ私がここへ?

実は、当館は「日本秘湯を守る会」という会のメンバーでして、今回はこの
秘湯を守る会のお仕事で参加させていただきました。この会議に合わせ、
ロビーのスペースをめいいっぱいお借りし、私たちメンバーの宿のパネル写真を
展示・ご紹介させていただきました。



当館のパネル(左から2列目の一番下です) ↓



この秘湯を守る会の宿は、北は北海道から南は九州まで、現在194件のメンバー
がいまして、それぞれにとても個性があります。温泉を守り、自然を守り、建物を守り、
地域文化を守っている素敵な宿ばかりです。当館もこんな素敵なお宿のお仲間に
していただき、とても光栄に思います。この会に属することは私の誇りでもあります。

秘湯の会の歴史や活動につきまして、詳しくはぜひ私たちのホームページを
ご覧ください。
http://www.hitou.or.jp/hintroduction/index.html

ちなみに、そもそも会の名前にもなっている「秘湯」という言葉は、会の創設者でも
あられる岩城先生が考案された造語なんですよ。

この会の原点には、私が観光に対する思いの原点でもある「サステイナビリティー」
の概念が深く根付いています。「サステイナビリティー」とは、日本語に直訳すると
「継続」とか「保全」などの意味だと思います。最近はLOHASという言葉を良く耳に
されるかと思いますが、このロハスの「S(ス)」はまさにSusutainableの「S」です。
エコツアリズムなども最近では多く出回っていると思いますが、実はこのエコツア
リズムは、サステイナブルツアリズムという大きな概念の中の、より具体化
された一つの旅行形態です。

私の大学時代の専攻がTourisim Managementというものでして、話し出すと
終わりそうもないので、ここでは深く触れませんが、とにかく、この会には私の
思い描く、各地域に根差した保全型観光への憧れの要素がふんだんにそろって
います。全国各地に私たちの仲間の宿屋がありますので、研修などでお邪魔する
行動範囲の広いこと。最初はこの移動距離にかなり戸惑いを覚えましたが、今では、
御蔭さまで何のことなく県外にも車や電車で向かっています。我ながら、少しは
たくましくなったかなぁと思ったりします。

折に触れお会いし、日々の生業のお話をお聞きし、また悩んでいたり、迷っていたり
するときは、親身になって聞いてくださり、よきアドバイスをくださいます。仕事だけに
とどまらず、人生のあり方そのものを学ばせていただいている、私にとって、
かけがえのない存在です。

うまく伝えられないし、何より、こんな若造の私が、「日本秘湯を守る会」とは何ぞや
なんて語れる立場では到底ないのですが、一人でも多くの方に私の誇りでもある、
大好きな「日本秘湯を守る会」をお知りおきいただけたらなぁって、切に思います。
日本秘湯を守る宿 | comments(0) | trackbacks(0)