出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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はちべいさん

こんにちは。今日の出湯温泉は久しぶりに
梅雨らしい空模様です。緑が恵みの雨を受けて
綺麗です。

今日は皆様に素敵な養蜂のお兄さんの
ご紹介です。阿賀野市で養蜂を始められた高橋さん。
お父様の後を引き継ぎ、お米とはちみつを作られて
います。

過日、五頭温泉郷のビジターセンター「うららの森」内の
五頭の素敵を集めたお店「五頭たからもの屋」を
訪れてくださいました。

両手には、瓶詰めにされたばかりの、透き通る、とても
やわらかで綺麗なべっこう色のはちみつを
お持ちくださいました。(写真に収め忘れました。
すみません。はちべいさんのロゴマークが、これまた
とてもおしゃれなのですが・・・)

せっかくなので、急遽実際のはちみつ採取の現場を
拝見させていただくことになり、突撃訪問を決行。

五頭温泉郷から車で5分ほど離れた場所に
はちみつポイントはあります。

大きな柿の木が連なる柿畑の下に、こうして
巣箱が並んでいます。



実際にこんな光景を自分の目で見るのは初めてですし、こんな風景が
こんなに至近距離に広がることに感動です。

お、いました、いました。ミツバチさん。
正面に立たないことがポイントだそう。(そうすると敵とみなされ、襲われる
かもしれないそうです。)




高橋さん、はちみつのできる仕組みを丁寧にご説明くださいました。
重石をどかして、実際のミツバチ仕事をおみせくださいました。



少し前に、採れたてのはちみつサンプルを頂戴したのですが、
とってもやさしくて、それでいて力強いお味がしました。人工的には
決して作り出せない、自然の滋味深い味です。

五頭の麓に、また新しいたからものが増え、とても嬉しいです。
高橋さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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やさしい甘さ

こんばんは。今日の出湯温泉は時雨模様でした。
周りの木々もすっかり落葉し、初冬の景色です。
早いもので、師走に入り既に6日も過ぎてしまいました。

さて、今日は美味しい和菓子のご紹介です。



温泉地には欠かせない温泉まんじゅうです。出湯温泉のある五頭(ごず)温泉郷
にも、ご多分にもれず温泉まんじゅうがあります。その名も「玉峰(ぎょくほう)
まんじゅう」といいます。

見た目、何の特徴もないおまんじゅうに見えるかもしれませんが、
材料にこだわったおまんじゅうなんですよ。

このおまんじゅうの一番の味わいどころは、ふんわりとした生地にあります。
沖縄は与那国産の黒糖を小麦粉にふんだんに練りこみ、生地を作って
います。



この黒糖、ただの黒糖ではありません。なんと、等級「特等」というクラスの
黒糖なんです。(ハンコご覧いただけますか ↓)上等とされる1等のさらに
上をいく高品質の等級です。



世の中はちょっとした黒糖ブームで、たくさん黒糖が出回っていると
思いますが、いろいろと添加物も含まれているものもあるそうです。
でも、こちらの商品で使われる黒糖は100パーセント、交じりっけなしの
ピュアな黒糖なんです。なかなか手に入れるのが難しいらしいですよ。

30キロ入りの箱の中には大きな黒糖の塊。その大きな塊を細かく
砕いて火にかけ溶かし、黒蜜を作ります。



黒糖の小さなかけらを一口ほおばってみました。
ちょっぴりしょっぱくて、深い甘みが口の中に広がります。複雑は奥深い甘さは、
人の手では決して作り出せない、時間と自然界が育む滋味深い甘さ。ミネラル
たっぷりなんですよね。とてもやさしい甘さです。

この上質な黒糖が玉峰まんじゅうの色を作り上げています。カラメルで茶色の
生地を作っているおまんじゅうもたくさん出回ってますが、こちらは黒糖から作
られる茶色です。召しあがっていただくと、違いがすぐにお分かりいただけると
思います。

あんこは地元阿賀野市の製餡所さんにお願いし、北海道産の小豆を仕入れ、
まんじゅう工場で砂糖を加え味を調え、練り上げます。こちらも甘さ控えめな
上品な餡子です。

ふんわりとしたおまんじゅうの生地の中に、このこしあんが入っています。
その餡子の中に、ほんのりと栗味の餡子も入っています。
玉峰まんじゅうは、一粒で三度違う甘さがお楽しみいただけるんです。

こちらの商品は、私の父が営んでいるお店「エリカーノ」にてお求めいただけます。
父は、東京での大学生活が終わり、旅館である実家に帰ってきてから自分で
この商売を始めました。製菓の知識などはなかったのですが、勉強し、
作るからには美味しいものをと材料を吟味し、当時黒糖を探し求めに沖縄まで
出向きました。黒糖を追いかけ、小さなプロペラ機に乗り、小さな島に渡り、
その帰り道、時には台風で2~3日戻ってこられなかったことなどを懐かしそうに
話してくれます。沖縄の黒糖を使い続けて早30年余りが過ぎました。

寒くなってきたこの時期、あったかいお茶と一緒に召しあがっていただきたい
やさしい甘さの和菓子です。

お客様をお部屋にご案内し、お茶を出しつつ、このおまんじゅうをお客様に
お勧めする瞬間が、私にとっての楽しみの一つでもあります。

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新潟県酪農発祥の地より

こんにちは。

今日は一日曇り空が広がっていて、夜になり雨も降り出しました。
気温もさがり、だんだんと肌寒くもなってきました。


先日、出湯温泉の旅館が所属する五頭温泉郷旅館協同組合に、
お隣は新発田市にあります「新発田とっておきの味」商品開発実行委員会さんと
安田ヨーグルトさんがお越しくださり、試食会(試飲会?)が開催されました。

こちらです ↓



地元のいちご 「越後姫」を使った安田ヨーグルトです。安田ヨーグルトは
今や全国区で名が知られているヨーグルトかと思いますが、こちらの安田
ヨーグルトさんは私たちの市、阿賀野市にございます。新潟県の酪農の
発祥地です。
今では、各メーカーさんから多種多様のドリンクヨーグルトが発売されて
いると思いますが、こちらのヨーグルトは、おそらく日本でも最初の頃に
ドリンクヨーグルトの商品化をなされたと思います。

このヨーグルトは、お味がとても濃いんですよ。とっても美味しいです。
噂によると、横綱の朝青龍さんもこちらのヨーグルトがお好きだとか。
阿賀野市とお仕事をされていたフィンランドの方々も、こちらのヨーグルトを
大変お気に召してくださり、お越しになるたびに飲まれていました。

おいしい味は、民族・文化の違いをを越え伝わりますね。

もちろん、お泊まりいただきましたお客様にもお試しいただきました。
アンケートにご協力くださいました皆様、どうもありがとうございました。
たくさんの「おいしい!」とのうれしいお言葉を頂戴し、とてもうれしく
思いました。

商品化に向け、現在準備中だそうです。
今から楽しみです。

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笹神の窯探訪 その1〜美夜之窯 歩夢工房〜

こんばんは。
今日も澄んだきれいな青空が広がる一日でした。甲子園とともに
暑かった夏が終わった感じです。夏の日差しが浴びれなくなるのは、
ちょっぴりさみしいですが、私の一番好きな季節、秋がもうすぐそこまで
来ています。

今日は、一足お先に芸術の(初)秋を楽しんできました。

出湯温泉のある阿賀野市の笹神地区には、陶芸の窯元が3つあります。
今日はその中の一つ、「歩夢工房」さんへお邪魔してきました。



かわいらしいお猿さんがお出迎え。



かわいらしい、乙女心をくすぐるような作品がたくさんありました。
猫や犬といった動物をモチーフにされている作品がいっぱいでした。
動物好きの方は、きっとお気に入りがたくさん見つかると思います。

もちろん、素敵なお皿やカップ、一輪ざしなども置いてらっしゃいます。



木の下にもかわいらしい女の子のオブジェが。やさしげで
ほんわかとした雰囲気です。

私がお邪魔した時は、ちょうど陶芸教室を開かれていらっしゃり、
参加者の皆さんが作っている作品も拝見させていただきました。
今日は、色付けの日だそうで、いろいろと釉薬を選ばれていました。
それぞれ思い思いの作品を作られています。とっても楽しそうな
雰囲気でした。

今日は急ぎ足でしたので、またゆっくりとお邪魔させていただき
たいと思います。

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用の美

 こんにちは。出湯温泉は今日も相変わらずの曇り空です。
大雨や竜巻など、被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今日は、出湯温泉があります、五頭(ごず)温泉郷で作られる
素敵な工芸品のご紹介です。

出湯温泉のお隣、今板地区では、昔から、竹を使ったクラフト作りが
盛んです。私の大好きな地元の伝統工芸です。



工芸品ですから、もちろん使い勝手もすごくいいんです。実用性と美しさを
兼ねそろえた「用の美」を感じます。丈夫で、使い込むほどにキレイなあめ色に
なっていきます。

当館を含め、出湯温泉に住む人たちにとっては、ホントに身近な存在です。
「〜入れ」と名前が付いていますが、用途は使う人のアイデア次第。

特にこの大きなかご↓ は便利です。



家族に愛用され、早20年程が過ぎました。
近くで開かれる100円市(地元農家の方々が開催する新鮮なお野菜とお花の
市場です。すべて1袋・1束100円)にこのかごを持っていったり、ビール瓶を
運んだりと、大活躍です。名前も「夢二かご」と愛らしいんです。
ちなみに、夢二は、竹久夢二さんからつきました。竹久夢二さん、実は
出湯温泉に逗留されていたんです。(残念ながら、そのお宿は今はお閉めに
なられました・・・)

この竹かごは、「うららの森」(村杉地区にある地域の物産館)でお求め
いただけます。出湯温泉にお越しの際はぜひ一度お手にとってご覧ください。

このかごたちと一緒にゆっくりと歳を重ねていきたいです。
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