出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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菜の花カーペット

こんばんは。今日は何とびっくり、白い朝で幕開けの
出湯温泉でした。昨晩寒いなぁと思ったのも納得。
目覚めがすっきりしていたのも納得。(花粉飛散も
一休みの模様。)
この前、サヨナラしたばかりでしたが、この冬の
積雪では田んぼの水が心配だったのでしょうか、
名残惜しかったのでしょうか、雪が再び登場。
卯月の雪となりました。昨日満開の桜の下でのお花見
現場をお伝えしましたのに。自然の動きはなんとも
豊かですね。


うっすら積もりました。

満開の桜の木々にも、結構厚めにお化粧が
施され、珍しい美の世界でした。(が、
なんだか慌ただしくしていたため、写真に
収めそびれました。すみません…)

用事を足した帰り道、お隣新潟市北区にある
「福島潟」へちょっと寄り道しました。
こちらの湿地、野鳥の楽園でして、多くの鳥ファンの
方々が年間通して訪れていらっしゃいます。
冬はオオヒシクイの越冬地としても有名です。

四季それぞれに魅せられる景色。
春は、一面黄色の菜の花カーペット。



今朝の雪を纏った、五頭連邦をバックに、
まばゆいじゅうたんが目の前に広がります。


美しい景色に、暫し感動。 


とは申しましても、ちょっと寄り道の限られた時間
でして、後ろ髪引かれながら家路へと。

宿よりお車で約30分。春の花旅、お勧めスポット
です。

 
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三条さんぽ

こんばんは。昨日はとても暖かく、桜も一気に開花しましたが、

今日は一変菜種梅雨、朝から昨日の反動もあってか肌寒い

一日となりました。



さて、先週三条のまちを訪れる機会がありまして、

三条さんぽを決行しました。何かと話題満載の三条

燕エリアです。新潟県のほぼ中央に位置し、古くから

日本に於いてもトップを走る、金属の地場産業がとても

盛んな場所です。当宿からは場所にもよりますでしょうが、

お車で(したみち)およそ1時間ー1時間30分の距離です。



最近オープンしたての素敵なカレー屋さん「三条スパイス

研究所」さんでランチを頂き、そのあとは包丁屋さんの

「タダフサ」さんへお邪魔しました。タダフサさんでは

憧れの包丁が、ギャラリーのようにディスプレイされ、

それは素敵な空間でした。



その後、タダフサさんお薦めの、「マルナオ」さんという

お箸やさんへお邪魔しました。(御許可を頂き撮影させて

いただいています。こちらから、写真があります…)



マルナオさんの素敵な建物、のどかな田園風景の中に

そびえています。



お店の扉のバーが、お箸なんです。可愛らしいですね。



お箸の端材で作られたという、とてもおしゃれな

ディスプレイ。





店内には、種類豊富にお箸が揃っています。

スタッフの方がとても丁寧にご説明くださいますよ。

さきのほそ~い八角形お箸は、なんと先端まで

ずーと八角形が続いているとのことです。凄い職人技。

あれこれプレゼント選びも楽しそうなお店です。

また、ぜひ再訪しなくっちゃ。



  




ショップの横にはオープンファクトリーが併設

されていて、職人さんたちが真剣にお箸づくりを

されています。女性の方が多かったのが印象的でした。

お部屋の壁にはマルナオさんの歴史が学べる

ディスプレイ。





楽しい三条さんぽ。ぜひご旅行の際のお立ち寄りに

お勧めです。
 
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真夏の楽園

こんにちは。今日の出湯温泉はまたまた夏らしい
お天気となっています。全国各地、暑そうですね。

さて、一昨日の早朝、ふと思い立ちまして
瓢湖へ出かけてきました。夏の渡り鳥「ヨシゴイ」や
カワセミに会えるかなぁとほのかな期待を抱きつつ、
今回のお目当ては湖面いっぱいに広がる蓮のお花。
こちらは、この時期お勧めのとっておきの場所です。
私もその蓮を愛でに行って参りました。(ほのかな期待は、
あっけなく、儚く散りましたが…)

お日様が顔を出す前の、すがすがしい空気のなんと
心地よいこと。あれは、早起きした人だけのご褒美ですね。

だんだんと朝日が昇っていきます。


朝のやわらかな空気感を、もっと上手にお伝えできればいいのですが…



ただ今見ごろを迎えていますが、つぼみもまだまだ沢山
ありますので、もう少しお愉しみいただけるかと思います。






今回、私の一番好きな一枚は、こちら ↓

水面に映る蓮の姿です。
お釈迦様も、拈華微笑のシーンのように、
穏やかに微笑んでくれないかなぁ…
そんな他愛もないことを思いながら、
早朝ですが、すでにこの風景に酔いしれながら、
暫し蓮の花の観賞会です。瓢湖は、まさに真夏の
楽園です。

美味しい空気をいっぱい吸い、綺麗な景色を
眺め、とても贅沢な一日の始まりとなりました。
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梅ヶ香

こんばんは。今日の出湯温泉は、うららかな春の日差しに
包まれていました。早くも今日は弥生晦日、明日からは
新年度が始まりますね。気持ちも新たにスタートしたい
ものです。

日ごとに春めいてきて、つくしも顔を出してきています。



さて、昨日時間が取れましたので、急に思い立ち、梅のお花の
咲き具合を見に行きました。
目的地は、越後七不思議のひとつ、当阿賀野市の
京ヶ瀬地区にあります、梅護寺(ばいごじ)さま。
当館より車で約20分くらいの距離にあります。

ちょうど咲き始めていました。



まだ1-2分咲きといったところでしょうが、今にも開きそうな
つぼみ満載で、とても美しい姿でした。








どの枝が美人さんかしら、どのお花が別嬪さんかしらと、木々の周りを
うろちょろ、うろちょろ。



今にも芳しい梅の香りが漂ってきそうでした。

お茶のお稽古に参りますと、お湯を沸かすためにお釜を掛ける炉に
お炭をついだ後、お香を炊くのですが、「梅ヶ香」という銘のお香が
ございます。お香をたいた後は、茶室に甘酸っぱい香りがほんわりと
香ります。




可愛らしいピンク色の梅を愛でながら、あの優しい香りが
漂ってきそうな、そんな昼下がりのひと時でした。

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富士山とおんなじ数字

おはようございます。
今朝の出湯温泉は、ときどき小雨の降る
曇り空の広がる空模様でスタートです。

今朝、久しぶりに瓢湖へ行ってきました。



(実は今朝は一年越しのリベンジでして。
昨年、御常連様に飛び立つ白鳥の姿をぜひご覧
いただきたく、瓢湖まで行ったのですが、
私の時間予測ミスにつき、到着したときは
時すでに遅し。白鳥はほとんど飛びったった
後でした。今年は去年の教訓より、早めに
出発し、ばっちりご覧いただけ、とても安堵
いたしました。K様、ありがとうございました。)

今朝はカメラを持ち合わせていなく、携帯電話での
画像となります…



最新のご連絡によりますと、今週は3,776羽の
白鳥が瓢湖にいるそうです。頂いたファックスで
飛来数を拝見したとき、真っ先に、「あ、富士山と
おんなじ数字」と思いました。

新年明けてすでに半月以上経ちましたが、
今年一番のご報告が、日本一の富士山と
一緒で、なんだか幸先のよいスタートです。

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夏もお勧めの湖

こんにちは。
出湯温泉では連日おひさまが眩しく、
ぎらぎら輝いています。

昨日用事を済ませた帰り道、
瓢湖に立ち寄ってきました。(この日は
絶対に写真を撮ろうと、カメラも予め
持って出かけました。)

この日のお目当ては2つ。
まずは、湖面一面に広がる美しい蓮の
お花です。



完全に咲き切ったものもありますが、つぼみもまだまだありますので、
しばらくお楽しみいただけると思います。








そしてもう一つは、いつも会えずじまいの、夏のあの鳥。
そう、ヨシゴイです。

あぁ、今日こそは会えますようにと祈りながら
湖の反対岸まで進んでゆきます。
いつものように、湖のほとりには超望遠レンズを
セットしたカメラマンさんたちがいらっしゃいました。
いろいろお話を聞き、撮られた写真を拝見させて
いただきながら、待ち人ならぬ待ち鳥を待ちます。

結果はというと・・・・・
ジャジャ〜ン。



ようやくこの目で見ることができました。
何とも嬉しい瞬間でした。

肝心の写真ですが、頭が欠けていて、すみません…
(望遠レンズにテレコンバーターなるものを追加で
つけて撮影してみたのですが、普段あんまり
使わないレンズのため、カメラがどこを向いてるのか
よくわからず、あたふたしてる間に、ヨシゴイは
移動してしまいました・・・) 

隣でカメラを構えてらしたお兄様によると、カワセミも
瓢湖へ遊びに来ているとか。

冬の白鳥だけではない、夏もお勧めの
瓢湖です。蓮のお花のが広がる、夏の渡り鳥の
楽園へぜひお出かけになってみてください。

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大輪の花の園

こんばんは。ちょっと出かけていましたので、
日中の出湯温泉のお天気はわからないのですが、
夕方からは小雨のちらつく空模様でした。

さて、先日13日(火曜日)にお隣の五泉市に
用事がありまして、そのお使いの帰り道に、
ゴージャス美人さん達に会いに道草をしてきました。



五泉市のぼたん園です。
出湯温泉からは、車で30分くらいのとろろにあります。

見ごろのピークを過ぎたものが多い感じの印象で、大輪の花弁が
結構落ちていましたが、それでもまだまだ見ごたえたっぷりでしたし、
遅咲きの品種はこれから咲くつぼみのものもありました。それぞれの
品種ごとに名前の書いた札が表示されているのですが、その名前が
とても雅で、優雅で、見ているだけで楽しいです。

では、無理やりのおしつけですが、たびたび当ブログに登場する
にわかフォトグラファーの即興ギャラリーをお楽しみください。



















綺麗なものに、余計な言葉はいらないなぁ・・・と思いまして、
今日は写真だけを並べてみました。
大輪の花園の中はそれはそれは芳しい香りが
一面に漂い、とても贅沢な気分になりました。

五月の花めぐりのお薦めスポットの一つです。

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コノハナノサクヤヒメ@瓢湖

こんばんは。
ゴールデンウィーク前半、いかがお過ごしですか。
出湯温泉はおかげ様で連日、爽やかなお天気に
恵まれています。

さて、昨日毎年恒例の瓢湖畔での八重桜の
お花摘みに出かけてきました。毎年桜の咲く時期に、
お呈茶としてささやかながら御用意させていただく
桜茶用の桜の塩漬けを作るため、五頭温泉郷の
女将さんがたと一緒に朝活です。(もちろん、きちんと
ご許可をいただいて行っています。)



半分寝ボケた目をこすりながら到着したのですが、
(私は何を隠そう夜光組です・・・)濃いめのピンク色の
歓迎に一気に眠気も吹き飛びました。



桜摘みの合間に、またまたにわかフォトグラファーの登場です。







私の中で、桜にはコノハナノサクヤ姫が結びついていまして、
どうも毎年桜を愛でるたびにこの女神様のことを思いうかべてしまいます。

宿に戻ってきましてから、「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」と呪文を
かけながら、今年も桜の塩漬けを仕込みました。五頭にいらっしゃる皆様に、
季節の移ろいを感じていただけたら幸いです。

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情熱いっぱい、奥深き越後の酒造り

こんばんは。ちょっぴりお久しぶりです。
今日は霞みがかった感じのお空の出湯温泉でした。
どうやら私どもの地域でもPM2・5が基準値を
超えたらしく、市の広報車が注意喚起に回って
来てくださいました・・・日本と周りの環境が
気がかりです…

さて、素敵なご縁をいただきまして、今日は
新潟県は上越地区にある酒蔵さんへ特別に
見学にお邪魔させていただきました。



越後を代表する銘酒、雪中梅の丸山酒造場さんです。
社長でいらっしゃるM様の優しいお言葉にずうずうしくも
甘えさせていただき、押しかけてしまいました。
お忙しい中、私たちのために貴重なお時間を割いて、
一工程ずつ丁寧にわかりやすくご説明くださりました。

こんなにじっくりとお酒造りの工程を拝見させてもらえたのは
生まれて初めてです。本当にありがたい機会を与えて
いただき胸いっぱいです。

お酒造りはそれはそれは繊細なお仕事で、まずは
何をさておき、清潔さが一番の重要なポイント。
お蔵の中はどこもかしこもぴかっぴかで、塵ひとつ
として落ちていません。常に行き届いた衛生管理が
徹底されていて、とっても清々しい空気が漂っています。
お酒の神様がいらっしゃるのでしょう、きりりとした神聖な
空気に包まれていました。磨き上げられた木製のお道具は、
使い込まれているのでしょうが、全く古びることなく、
とっても綺麗な状態で、ほれぼれする美しさ。

木の壁に囲まれた麹を育てるお部屋に入ると、ふわっと甘い
麹の香りが漂っています。昔ながらの麹作り「箱麹法」を貫き、
吟醸酒や本醸造酒はもちろんのこと、普通酒も麹を起こす
作業はほぼすべてが手作業で、用いる小箱も細部にこだわった
木製のオーダーメイド。杜氏さんたちは泊まり込みで麹の
お世話をするそうです。お話に耳を傾けながら、終始感動
しっぱなしでした。

そうそう、お酒の醸し出す香りって、手ですくえるのですよ。
今日教えていただいた素晴らしい発見でした。

お酒造りはいくつもの工程を、時間をかけながら進んで
ゆきます。その時の天候や、お米の状態等、自然相手での
作業工程はまさに杜氏さんのさじ加減で決まりますし、
それが杜氏さんの腕の見せ所。お酒造りは奥が深いですね。
(と、一回拝見しただけで、偉そうには申せませんが…)

一時的なマスメディアの風潮や時代に流されることなく、
決して量産することに重きを置かず、情熱のぎっしり詰まった
上質のお酒を、地元の方々に愛されるお酒をひたむきに
造られるお姿に深く感銘を受けました。

M様は自然を慈しみ、地域を愛し、かかわられている周りの
方々を尊ばれている、とっても魅力的な方です。素敵で
楽しいお話に、ついつい引き込まれてしまい長居をして
しまいました。「お酒造りはオーケストラみたいなのよ」と
おっしゃった言葉がとても印象的でした。

新潟県には90強の個性豊かな酒蔵があるそうです。
越後人として、ここはもっとお酒を勉強し、お酒のことを知ろうと
心に決めた、午後のひと時でした。

Mさまはじめ、丸山酒造場の皆さま、今日は貴重なお時間を
本当にありがとうございました。

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蓮と白鳥と

こんばんは。今日は曇り空から雨模様に
なった出湯温泉でした。

午前中は曇りながらもまだまだ雨の気配が
無かったので、ちょっと瓢湖(ひょうこ)まで
行ってみました。

先日瓢湖の脇を車で通った際、もう蓮のお花が
咲いているのが見え(例年より一か月ほど早い
ような気がします)、ということは、例のあの鳥にも
会えるのかなぁと期待いっぱいで湖へと向かいました。

あの鳥とは、そう、「ヨシゴイ」です。

その前に、一風変わったこんな姿もみれました。


むしゃむしゃ葉っぱにまみれた白鳥さん。冬のようにすいすいと泳げず、
大きな葉をかき分けてえっちら歩いているかのようでした。
居残り組さんも、ただでさえシベリアよりうんと暑いでしょうに、
移動だけで大変ですね。

湖の奥の方まで歩き進むと、案の定そこには本格的なカメラで
湖面を覗く方々が。


私も今回は望遠レンズと、さらにテレコンバーターなる拡大する
武器を持参していましたので(全く使ったことがなく、この中の
おじさまに色々とお聞きしました)、皆さんのカメラの方向に倣い、
ファインダー越しに見よう見まねで覗いてみました。

結果、残念ながら私は見ることができなかったのですが、
後ほどこの中のお一人に帰る途中またお会いし、その方は
ラッキーなことにヨシゴイをご覧になられたようで、写真を
見せてくださいました。

ヨシゴイは見れなかったものの、こんな鳥の親子を
見ることができました。


名前を教えていただいたのですが、帰ってきたらその名前を
忘れてしまいました・・・確か二文字で、したが「ン」なのですが・・・

今回はヨシゴイもさることながら、私にとってとても新鮮だったのが、
歩く白鳥の姿です。

彼らは私たち人間に全く動じることなく、ひょこひょこと私たちの
脇を歩いていました。

こんなにまじかで歩く白鳥を見たのは多分初めてです。



思ったよりも大きく、私の方がちょっとおどおどしてしまいました。



あれ?ちょっとよたよたぎみになりましたね。


アヒルじゃないです、白鳥です。


蓮も綺麗に咲き始めています。














蓮の中での白鳥も、冬とは違ってとても新鮮でした。

次回はヨシゴイに会えるといいなぁ・・・

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