出湯温泉物語

新潟県最古の湯、五頭温泉郷出湯温泉。江戸時代から続く旅館「清廣館」より出湯温泉で広がる物語をお届けします。
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第3回越後ごぜ唄コンサート:第2日目

こんにちは。
今日は、相変わらず肌寒かったものの、
昨日のような激しい雨風はなく、良かったです。

さて、ごぜ唄コンサートの第二日目。コンサートは昨日の続き
「葛の葉子別れ」の三の段からの幕開けです。残念ながら大部分を
また聞き逃してしまいました・・・本当に残念です。

三の段が終わり、どういう結末になるのかとどきどきしていましたが、
最後の四の段が始まる前に、北村さんが萱森さんに合流され、お二人
揃って一曲ご披露くださいました。その名も、「ごぜ漫才」。
お二人だからこそ出来る演奏だそうです。今日は、「柱立て」という曲を
唄ってくださいました。お二人の息がぴったりと合っていて、とても
ほほえましく、楽しい唄でした。しっとりとしたごぜ唄とはまったく違い、
ごぜ唄には色々なジャンルがあるんだなぁと、改めてその奥深さを
垣間見た気がします。



そして、最後の四の段です。最後は一体どうなったことでしょう。
物語の結末は、この前もそうでしたが、今度お聴きくださる皆様から楽しみを
奪ってしまいますので、ここではまた内緒にしておきますね。ごめんなさい。

「葛の葉子別れ」が終わり、今回のコンサートもいよいよ「たち唄」(ラストの曲)と
なりました。萱森さん、北村さん、お二人揃ってのごぜ唄です。最後の曲は、
もちろん、あの曲。そう、先回東京公演でもご披露くださった、あのアカペラです。



とても優しい、清らかな唄です。また涙がじんわりとあふれました。
萱森さんいわく、この唄をこの出湯温泉の華報寺で唄うことは、特別な
思いが込められるとのこと。

ごぜ唄、ホント、心に響きます。

ここ出湯温泉で、お一人でも多くの方に、ごぜ唄をお聴きいただけたらなぁと
思います。

最後になりましたが、お足元悪い中、遠く出湯温泉までコンサートに
お越しくださいました皆様、どうもありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
お愉しみいただけましたでしょうか。
萱森様、北村様、今年も出湯温泉でご公演くださいまして、
どうもありがとうございました。
お手伝いくださった方、応援くださった皆様、お力添え、どうもありがとう
ございました。
皆様の暖かいご支援のお蔭様でコンサートが無事成功いたしました。
本当にありがとうございました。

来年もまた出湯温泉の華報寺でコンサートが開けますように。
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第3回越後ごぜ唄コンサート:第1日目

 こんばんは。
残念ながら、昨日のてるてる坊主の効果があまりなく、今日は
あいにくの空模様。おまけに風もとても強い一日でした。

今日はずっと楽しみにしていました越後ごぜ唄コンサートの
第一日目でした。

出湯温泉のおなごしょ(女性達)は、開場時間前に集合し、手際よく
会場の準備にあたりました。少しして、演奏者の萱森直子さんと、
お弟子さんの北村紋子さんがお着きになりました。お二人を交えて
照明のチェックやマイクのチェック。準備完了です。そしてお客様を待つことに。

今日は、萱森さんのお師匠さん、小林ハルさんのご命日でも
ありました。そして今年は出湯温泉開湯1,200年の節目の年でもあります。
そこで今回は、ハルさんに追悼の意を表して、また、ずっと出湯温泉を
見守ってきたくれたご先祖様たちに感謝し、コンサートが始まる前の少しの
時間、華報寺の住職様からお経をあげていただきました。

さて、いよいよコンサートの幕開けです。
萱森さんと北村さんがご登場されました。はじめはお二人での演奏でした。



その後、萱森さんによる「葛の葉子別れ」の1・2の段と続きました。(正確に
申しますと、続いたはずです・・・。)



残念ながら、今日はゆっくりと聞かせていただく時間があまりなかったのです。
詳しいレポートが出来ずに、申し訳ございません。
明日は、是非にと思っています。

コンサートが終わり、夕食のお時間、ごぜ唄コンサートでご宿泊の方々と
萱森さんと北村さんを囲んでの親睦会が珍生館さんで行われました。
後で若女将さんにお話を伺おうと思っています。どんなお話に花が咲いたので
しょうかね。

明日も楽しみです。
お日様が顔を見せてくれることを願っています。
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いよいよあした

こんばんは。今日は、お日様は時々出ていたものの、
昨日に引き続き、肌寒い一日でした。

明日は、いよいよ待ちに待った越後ごぜ唄のコンサートです。
今日は、市役所の方がお手伝いくださり、機械操作の手ほどきを
受けながら、珍生館の若女将さんと大石屋旅館の女将さんと
私とで、華報寺本堂での会場準備をしました。スポットライトや
マイクのアンプなど、初めて触るものばかり。でも、思ったよりも
難しい仕組みではなく、少し安堵しました。

明日は、地元のおばあちゃん達も受付や会場でお手伝いくださいます。
出湯温泉の元気レディー達は、いつも私達の心強い見方です。
多くの方に支えられているのだなぁと、改めてありがたい気持ちで
一杯です。関係者の皆様、ご協力どうもありがとうございます。

そして、コンサートにお越しくださる皆様、遠いところを本当に
ありがとうございます。
明日は、ここ出湯温泉で、ごぜ唄コンサートと温泉をゆっくりと
お愉しみくださいませ。皆様にお会いできることを楽しみにしています。
どうぞお気をつけてお越しください。

ご予約なさってない方も、当日チケットを販売しておりますので、
どうぞお気軽にお出かけくださいね。
開場:出湯温泉 華報寺 本堂
出演:萱森 直子 北村紋子
演目: 葛の葉子別れ 他
日時: 25日(土曜) 開場14:00 開演:15:00
     26日(日曜) 開場09:00 開演:09:30
料金:1日券 2,500円 2日通し券 4,000円(当日もお値段は
     変わりません)


これから、てるてる坊主を作って吊るすとします。
明日を待つばかりです。

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越後ごぜ唄in東京:後編

 さてさて、ごぜ唄コンサートの続きです。

萱森さんのごぜ唄を聞かせていただくのは、今回で3度目です。でも、
実は、一度として落ち着いてゆっくりと聴かせてただいたことがないのです。
(地元では、コンサート会場スタッフの一員です。聴けないのは当たり前ですね・・・)
ですので、萱森さんのごぜ唄をコンサートが最初から最後までずーっと聴ける!
と今回はとても楽しみにしていたのです。

この日は、祭文松坂(さいもんまつざか)、通称、段物と呼ばれる
物を中心にコンサートは進んでゆきました。段物は、物語仕立てになっていて、
ストーリーの展開が楽しめます。この度の演目は、「葛の葉子別れ」。
全部で4段ある段物です。この日は前半の1・2の段でした。何でも、
この演目は、何百とあるごぜ唄のレパートリーでも、常に人気の高いもの
なんだそうです。「喜怒哀楽」で分けると、「哀」のジャンル。洋の東西問わず、
いつの時代も、この手のお話に、特に人は心を奪われるのだなぁと思います。
それにしても、この「葛の葉子別れ」、最後がとても気になります。どんな
結末なんでしょうか。4月26日の出湯温泉でのコンサート、絶対に聞き逃せません。

萱森さんは、この段物の途中で、色々な短めの唄もご披露くださりました。
興味深かったのは、「佐渡おけさ」です。越後ごぜ唄には「長岡系」と「高田系」
といわれる2つの節回しがあるらしく、萱森さんは、ハルさんのご指導の下、
どちらの系統でも唄えるそうです。これは、とてもすごいことだと思います。
今回は、佐渡おけさをその両方の節回しで唄ってくださいました。2つとも、
同じごぜ唄と呼ばれるものなのに、ぜんぜん違った印象です。私が受けた
印象は、「長岡系」は、控えめでしっとりとした感じ、対する「高田系」は、三味線が
ノリノリな感じ。どちらもそれぞれに味わい深かったです。

そして、コンサートは、終わりへと近づき、とうとう最後の演目に。萱森さんは、
唄の最初に、その唄の背景を簡単にご説明くださるのですが、この唄だけは、あまり
ご説明がなく始まりました。珍しく、三味線も無しの、アカペラです。

今ここで、この最後の唄のことを書いてしまうと、今度お聴きになる皆様の
楽しみがなくなってしまいますので、あえて内緒にしておきますね。
この唄が終わって、気がつくと、涙が頬をつたっていました。会場からは
私のように、泣いている方が何人もいらっしゃいました。

ごぜ唄って、いいですね。大満足のコンサートでした。萱森さん、スタッフの皆様、
本当に素敵なお時間をありがとうございました。また来年を楽しみにしています。
出湯温泉でのコンサートも、楽しいものになるよう、準備させていただきます。



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越後ごぜ唄in東京:前編

 こんにちは。今朝は昨日降った雪がうっすらと残る、ちょっと
肌寒いスタートでした。

一ヶ月ほど前のことになりますが、東京で萱森直子さんの
越後ごぜ唄コンサートが開かれ、お邪魔してきました。
そのときの感想を書かせていただこうと思います。

会場は、東京世田谷にあります、「ブローダーハウス」さんでした。
http://broaderhouse.info) ブローダーハウスさんでは、
2月の三週連続、週末金・土・日にごぜ唄のイベントを開催されて
いました。第一週目は、出湯温泉を舞台に、最後のごぜ小林ハルさんの
人生模様の創作劇。第二週目は、ごぜ唄、浄瑠璃、歌舞伎などの
演目でおなじみの「葛の葉子別れ」の朗読劇。そして、第三週目は、
小林ハルさんの愛弟子、萱森直子さんによる越後ごぜ唄のコンサート。

どの週もとても魅力的で、お邪魔したかったのですが、残念ながら
都合がつかず、私は3週目に伺わせていただきました。
皆様のご活躍の様子は、ブローダハウスさんのHPに詳しく掲載
されています。どうぞご覧になってください。(http://broaderhouse.info/

2月20日、金曜日。一番下の妹と待ち合わせ、ブローダハウスさんまで
向かいました。会場は、たくさんの人が訪れていました。入り口では、
スタッフの皆様がお出迎えくださり、久しぶりにお元気そうな皆様とお会いでき、
とてもうれしかったです。(実は、皆様は出湯温泉でのコンサートにお越し
くださったり、お芝居のお稽古に入る前に、実際に出湯温泉を訪れて下さったり
しているのです!本当にありがとうございます。)

1階では、今までのご公演の模様を収めた素敵な写真が展示されており、
しばし拝見させていただきました。そして、開演近くとなり、3階の公演会場へ。
既にたくさんの方がお待ちでした。妹と私も何とか席を見つけ、ご公演のスタートを
待つことに。

萱森さん、早く出てらっしゃらないかなぁと首を長くして待っていました。
そして、開演前のブザーがなり、いよいよコンサートの幕開けです。
スタートは、門づけといわれる唄から始まりました。軽快な三味線の音色と、
萱森さんのなんともいえない歌声がとても心地よかったです。

和やかな雰囲気の中、コンサートは、楽しく進んでゆきました。
(後編へ)






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第三回 越後瞽女唄コンサート 〜心で聴く〜

こんにちは。

今日は、第三回 越後瞽女(ごぜ)唄コンサートについてのご紹介です。

出湯温泉に在住していた人間国宝で最後のごぜさんといわれた、
小林ハルさんの愛弟子、萱森直子さんによるゴゼ唄のコンサートです。
今年は、昨年に引き続き、ハルさんの孫弟子の北村紋子さんにも
お越しいただきます。

萱森さんは、全国各地でゴゼ唄のご公演をされています。
(萱森さんのホームページ → www.echigo-gozeuta.com)
最近では、演歌歌手の石川さゆりさんにも、ご指導をされている
そうですよ。
ちなみに、石川さゆりさんは、昨年の暮れ、ごぜ唄とゆかりの深い
出湯温泉を訪れていらっしゃいます!

コンサート会場は、出湯温泉の華報寺(けほうじ)です。
萱森さんのゴゼ唄と三味線の音色が、高い天井のお寺様本堂の
中で、力強く、それでいて、あったかい、心にしみるものを
お聞きになる皆様へ届けてくれます。 

こちらは、去年のコンサートの様子です。

去年のコンサートの様子

今年は、出湯温泉開湯1,200年を記念いたしまして、スペシャルな
2日間コンサートを企画いたしました。

どうぞ、ゆっくりとごぜ唄をお愉しみに出湯温泉へお越しください。

ゴゼ唄をかつてお聴きになったことがある方には、とても懐かしいと
思います。また、初めてゴゼ唄をお聴きになる方でも、萱森さんが
お優しく解説をしながら公演くださいますので、きっと愉しんで
いただけると思います。

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第三回 越後瞽女唄コンサート 〜心で聴く〜

日時 21年04月25日(土)・26日(日)
        25日 開場14:00  開演15:00
        26日 開場09:00  開演09:30

会場 出湯温泉 華報寺 本堂

出演 萱森直子・北村紋子

演目 25日(土) 「葛の葉子別れ 1・2の段」他
    26日(日) 「葛の葉子別れ 3・4の段」他
        ※2日続けてご参加いただくと、「葛の葉子別れ」がすべて
    お聴きになれます。

チケット 1日券 2,500円 2日通し券 4,000円
        (コンサートチケット・出湯温泉共通入浴券・タオル付き)

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コンサートを記念いたしまして、清廣館ではゴゼコンサートパックを
ご用意いたしました。

ゴゼコンサートパック お一人様 15,000円 
   ● コンサート 2日券・出湯温泉共通入浴券・1泊2食付き
   ● 新潟駅〜出湯温泉の無料シャトルバスをご用意いたします
   ● 早期にご予約いただきますと、御夕食が「萱森さんを囲んでの
     親睦会」にご変更できます。(会場は出湯温泉・珍生館さんです)

お問い合わせ、ご予約は、メールまたはお電話にて承っております。

清廣館 URL: www.seikokan.jp
           Tel:  0250-62-3833







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越後瞽女(ごぜ)うたと出湯温泉

 
                                      
                     (photo: 二瓶文和さん)

こんにちは。

今日は、越後瞽女(ごぜ)唄についてご紹介しようと思います。

ごぜ唄とは、瞽女(ごぜ)さんと呼ばれる女性たちが、唄っていた唄です。

ごぜさんとは、どんな女性たちかといいますと、視覚障害を
患った方たちです。

そんなゴゼさんたちが、かつて、まだまだ公的な福祉という
考え方が世の中に浸透していなかった時代、手引きの人に
手を引かれながら、三味線片手に村々を渡り歩き、生きる為に
唄った唄、それがゴゼ唄です。

現在のようにテレビ、ラジオやDVDなどのエンターテイメントが
発展していなかった時代、村々では、ゴゼさんがやってくると、
夕食を終えた村人たちがゴゼさんの泊まる家に集まって、
ゴゼさんの唄うゴゼ唄を聴いて楽しいひと時を過ごしていました。

日本のあちこちにいたゴゼさんたちも、時代の流れと共に、
自然と姿を消していき、ここ越後の国にだけ残ったそうです。

実は、ここ、出湯温泉と、「ごぜ文化」とはとても深い関係に
あるんです。

それは、

ごぜ唄の第一人者であり、無形文化財保持者(いわゆる
人間国宝)で、「最後のごぜ」とよばれた女性がごぜとしての
日々をすごした場所が、紛れもない、ここ出湯温泉だった
からです。

その女性の名は、小林ハルさん。上の写真の方です。

残念ながら、ハルさんは、4年前の桜の咲く頃に、
天国へと旅立たれてしまいましたが、ハルさんが残してくれた
ゴゼ唄はハルさんの愛弟子の萱森直子さんによって
今も脈々と受け継がれています。

そんなハルさんを偲び、哀悼の意味を込めて、出湯温泉では、
毎年ハルさんのご命日の頃に萱森直子さんをお招きして
「越後ゴゼ唄コンサート」を開催しているんです。

今年も、コンサート、開催します。
このごぜ唄コンサート、お蔭様で今年で3回目です。
コンサートの詳細は、次回詳しくお知らせいたします。




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